現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

師走の草刈りと米團治の「はてなの茶碗」


午前も午後も畦畔の草刈り。なんで今ごろ草刈りしてまんねん?と思われるでしょうが、ええ、この秋は米の収穫が約一ヶ月ほど長くかかり、そのせいで、小麦の播種もバタバタだったし、大豆の刈取りも、大豆を探しながら鎌で刈る、という専業農家としてはあるまじきテイタラクで、まだ秋の収穫のあとの草刈りができていないところがあるんです。ま、それでこの師走の、歳も押し迫ってきたこんなときに畦畔の草刈りをまだしているのです。ほんなん、もうじき雪が降るし、ほっておいても、枯れるんと違うん?とおっしゃる御仁もおられるでしょうが、まあ、それはそうですが、枯れてう雪の下になってしまうばかりの草でもないので、きちんと刈っておく方がきれいなのです。それになにより春、畔塗りをするときに、草が短く刈ってある畔と長いままの畔では、畔塗りの仕上がり具合が違ってくるので、ま、頑張っているところです。
天気予報では日没後に雨が降るということだったのに、2時半には雨が降ってきて慌てる。雨の中もしばらく頑張って三時過ぎまで草刈りをする。


いや、なにうどん屋さんで鴨ねぎうどんを注文したらとてもうまかった、というだけなんですが。なかなかうどんを描くというのも、なにかワザがいりますな。ぜんぜんうどんに見えないんやが、まあ、よしということにしておきます。葉書サイズのケント紙を見つけたので買ってみました。いやー、これは書きやすいわぁ色鉛筆の色のノリも手帳はもちろんですがスケッチブックの画用紙よりもきれいな感じがする。昔、何度かケント紙って使った気がするんだけど、こんなによかったかなぁ。うーむ。紙の表面がけっこう硬いです。


五代目の桂米團治は僕より三つ年上。小米朝の頃はなんだか顔も爽やか過ぎるからか、ちょっと抜けてる男が登場する落語では、聴いていてわざとらしくて鼻白む感じがしていたのですが、なんとなくだんだん、ええ感じになってきてますね。
10年ほど前の襲名披露の初日の口上と、それからマクラの話からするとたぶん今年演じた「はてなの茶碗」の二つを貼りつけておきます。ええ、まあ、はてなブログに移った記念ということもあって、ええ「はてなの茶碗」にしてみたのですが、話しぶりもさすがにずいぶん落ち着いてきてますな。ちょっとびっくりしました。


5代目 桂米團治襲名披露公演初日 口上



桂 米團治【はてなの茶碗】



今朝の中日新聞のコラム記事。内山節氏の文章。