16日(土)
なんだか終日、うだうだ。雨が降ったり、陽射しが出たり。でも風がちょっとあって気温はそれほど上がっていないのではないかな。
17日(日)
今日は地域の農事組合の用排水の川や水路の掃除。午前中は圃場整備地区。午後は新田地区。水路の藻をあげたり、ゴミを拾ったり。時々、雨が降ったり、雨に雪が混じったり。
マット・ロス監督『はじまりへの旅』(2016)をiTunesで観る。おもしろい映画でした。
ノーム・チョムスキーが話題になったり(主人公の父親は、どうもこのチョムスキーに傾倒してるんです、哲学的には。)ゴールドベルグ変奏曲(グレン・グールド版の)やヨー・ヨー・マの無伴奏チェロ組曲が出てきたりして、なんだか趣味がちかいぜ、と思っていたら(あ、いやチョムスキーのことはほとんど何も知らないけれど)、エンディングの曲が「I SHALL BE RELEASED」だったりするんですな。あ、ディランが歌っているわけではありません。誰が歌っているんだろう。
ナミビアに旅にでる長男に父親が空港で送る言葉。
「女性とセックスするときは優しく気持ちを聞け。愛してなくても大切に。」
「常に正直に。常に高潔に。」
「日々、人生最後の日と思え。吸収しろ。大胆に挑戦して楽しめ。すべては一瞬だ。」
「死ぬな。」
「行け。」
かっこいいですなぁ。もっともこれは字幕の言葉ですから、本当のセリフはどう言っているんでしょう。ええ、チョムスキーを勉強しなかったからというわけではないのですが、まったく聞き取れません(笑)。
ラストシーンのあと、ヴィゴ・モーセンティンは森から出て、子供たちを学校に通わせるようにして、どうやって暮らしていくんだろう。ええ、たぶん農業をして暮らしていくんですな。
家族の映画なんですが、テレビがないので、僕のようにテレビCMに反応することもないのですが、家の中に静かな時間があるんですね。それぞれが何もしゃべらない時間。食事をしたり、読書をしたり。
「I SHALL BE RELEASED」は、いろんな人がカバーしてますが、ま、日本語バージョンならこれです。
[ I shall be released ] 忌野清志郎 (1988 LIVE)