現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

霧の朝とナタネ油粕をまいたことと大麦の穂肥と田んぼの尻水戸を止めて歩くこと



18日(木)
朝起きたらけっこう濃い霧。あわてて散歩に出て写真を撮ろうと思ったが、歩き出したらどんどん晴れてきました(笑)。
母は「目が覚めて窓から外を見たら、2m先が真っ白やったわ」、父は「田んぼの向こうの家が白くかすんで見えてたな」などと父と母とでコメントが違っているのが笑えるが、ま、たぶん窓から外を見た時間が違うからでしょう。


午前中は長男と有機栽培の圃場にナタネ油粕やら一昨年のナタネの種子の残りやらクズ豆やら、有機物をコンポキャスターでまく。
午後は長男は有機物をまいた圃場をロータリーで起こしに出てくれた。僕は精米をして、大麦に穂肥をまき、圃場10枚の尻水戸に板を入れて水が漏れないようにして、用水路から水を入れる。


田んぼに水を入れはじめる20190418

クズ豆と油粕をまく20190418

まず、クズ豆を入れ、その上にナタネ(種子用に残していたのが余ったのでした。)、さらにその上にナタネ油粕をドバッと入れます。なかなかよく効きそうな有機物ができました。まいて土にすき込んで、一ヶ月ほから一ヶ月半後に田植えとなります。



夜は水田農業研究会の総会と研修会。



19日(金)
朝からなんとなく曇り空。午後は風が出る。苗代をのぞいてみたらだいぶ緑化してきている。ありがたい。
朝一番に浸種している水の交換。長男はロータリーでの作業へ。僕は昨日の続きで14枚の圃場の尻水戸に板をいれていく。それと相変わらず道路際のゴミ拾い。
午後は精米など。それから夜は近江八幡有機JAS認証に関する研修会があったので参加してくる。


ルーペを買ってみた。30倍と60倍のダブルレンズで、しかもダブルLEDライトというスグレモノ(笑)。ええ、この手のルーペはなんといってもカールツァイスのが有名で、私も何度かのぞかせてもらったことがありますが、確かにくっきり見えて驚いたのを覚えています、あとニコンのルーペも評判はいいですが、まだ覗いたことはありません。
この手のルーペは観察したいモノとルーペとの距離も短いですし、ルーペと眼の距離も近いのです。それで影になることが多いのでLEDライトがついたんでしょうね。しかも値段が安い。ツァイスやニコンの1/15の値段です(笑)。でも思いのほかしっかり見えました。もちろん水稲や麦や大豆などなど農作物も覗いてみたいと思っていますが、とりあえず、机の上にあった万年筆のペン先を覗いてみました。iPhoneで撮影したのですが、なかなかの撮影技術が必要でした(とくに60倍のレンズのほうは(笑)。