現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

最後の播種と「尻踏み」と色づく大麦と清志郎



16日(木)
朝、田回りのあと、六月植えの「コシヒカリ」の播種。播種して出芽機に入れる。今回で最後の播種になるが、浸種しているうちに催芽してきたので、そのまま播種することにしました。浸種は日陰でしていましたが、気温がこのところ高かったので、催芽してきたんでしょうね。ま、それならそれでいいのですが。


午後は長男が「尻踏み」に出てくれて、僕は精米のあと「こなし」に出ました。


小麦はまだ緑色の穂だけど、大麦は少し黄色くなってきました。この大麦はファイバースノウという品種で、小麦のように登熟していくに従って、黒く焦げ茶色になっていくのではなく、白っぽくなってきます。うーむ。麦秋ですな。


新聞にドリス・デイ京マチ子が亡くなったという記事が出ている。学生時代にどういうわけかヒチコックの『知りすぎた男』(1956)が、リバイバル上映されていて、さっそく観てきたO君が「ツジイさん、ヒチコック、よかったですよ。知りすぎた男、ドリスデイのケセラセラ。ま、映画の性格上、詳しくは語れませんがね。ケセラセラスペイン語ですよ。なりうようになるさ、という意味らしいですよ。」などと挑発してくるので、すぐに観にいきました。おもしろい映画でしたね。
京マチ子のほうは『羅生門』も『雨月物語』も観て、すごくおもしろかったけれど、両方とも真っ白の顔だったので、顔の印象が薄いんだなぁ。このまえ観た『赤線地帯』(1956)にも出てたけど。うーむ。



17日(金)
終日、長男と交代しながら「尻踏み」。長男にトラクタに乗ってもらっている間、僕はお米の発送など。それから播種が昨日で終わったので、播種関係のものを水洗いして片付け、作業所の掃除もする。


忌野清志郎が没後10年ということでテレビで特集番組もあったようですけど、観られず。ま、見られなくても別にいいんだけど。もう10年なんですな。なにか動いてるキヨシローをYouTubeで探してみました(笑)。

youtu.be

このときの録音のCD『夢助』をこのところ聴いてます。それから『ロックで独立する方法』(太田出版)を枕頭本にしてます。もっともヒローコンパイの毎日なので、ほとんど読みすすめられないんだけど(笑)。