現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

虫談義とラミーカミキリとヤブキリと「仕事が回っていく」ということ


18日(木)
 終日雨。
 午前中は精米など。
 午後は導農業士会の研修と懇親会。
 懇親会で隣の席になった普及所のYさんが虫好きということがわかり、急に話が盛り上がってしまった。なんだか久しぶりにあれやこれやの虫談義でうれしかったです。Yさんは糞虫(ふんちゅう)が好きだそうです。糞をエサとするコガネムシですね。センチコガネとかは金属光沢があったりしますしきれいですね。でもあまり僕は見てこなかった・・・。それから普及所3年目のNさんは蛾が専門というか、詳しいのだそうです。広島出身でもあるらしい。ちょっと席が離れていてお話はできなかったけど。うーむ。


19日(金)
 なんだか雨が降ったり止んだり。
 今日は3回郵便局へいった。お隣の局に2回、それから3kmほど離れた局へ1回。お隣の郵便局は近くていいのだが、最終の集配される時間が早いので、その時間を過ぎると隣の隣の郵便局へ持っていくことになります。


 朝、まだ雨が降っていたが、小雨だったので、傘をささずに散歩に出る。
 またしてもラミーカミキリを見つける。この画像には一匹だが、この葉の裏にもう一匹隠れていたのでした。裏にいた一匹は驚いて飛んでいってしまったのでした。
 それからヤブキリも見つける。この緑色のなかで見つけるのは、あーた、ちょっと目が走ってないと見つけられませんぜ(笑)。ヤブキリはけっこう獰猛な虫として有名ですな、他の虫をよく捕食して食べてしまいます。確かに前脚とかの爪がゴツイですね。


ラミーカミキリが2匹



 それから日本農業新聞に連載中の小説、村上由佳「雪のなまえ」のシゲ爺のセリフが、たぶん東北方言でニュアンスがちょっと分かりにくいところはあるが、いろいろ胸に刺さります。確かに「仕事がなんとか回っている」というとき、ここらでも一見黒字になっているように思えても、自分の手間賃は出てない、というか、計算するのも恥ずかしいくらいになってしまっているということはありますね。あれこれ家族の協力の中でなんとかなっている、という状況というのはたくさんあります。