現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

草刈りとツユクサに雄しべが3種類あること


 やっぱり空気が入れ替わったんだな、涼しい感じがします。って、動けば大汗をかくのですが。
 朝から畦畔の草刈り。午後は長男と作業所の準備で籾摺り機の掃除などをする。それから田回りに出て中晩稲の五月上旬に田植えした「秋の詩」の尻水戸を切って落水する。長男は畦畔の草刈りに出てくれた。


 朝の畦畔の草刈りをしているとき、ツユクサが盛大に繁茂して花を咲かせている畦畔がありました。まあ、ツユクサなんてどこにでもある植物ですけれど、中学の理科か高校の生物で、ツユクサの細胞の観察をしますよね。中学の時は顕微鏡で気孔の観察をした覚えがあるし、高校の時は限界原形質分離の実験をして顕微鏡で観察した覚えがあります。なんだっけかな?試薬のピンクの色素で染めて観察しやすくした記憶があるのだが・・・。たぶんネットで検索すればわかるのだろうが、ま、いいか。
そのツユクサの写真をスマホで撮ったのだが、雄しべだか雌しべだかがよくわからないのでネット検索してみたら、・・・。あーた、ツユクサの雄しべには3種類あることが判明。ちょっとびっくり!雄しべにO型、Y型、X型とあるんですな。しかもX型はかざり雄しべだと・・・。かざり雄しべ?
 いろいろ変わった人間がいるのはよく知っているし、変わった動物がいるのも知っているけれど、植物もたいがい変わってますな。おもしろいです。どこにでもあるツユクサがこんな具合ですから。


 自然の仕組みはスバラシイですが、人間の知恵というのは、あやういものですね。このところの日韓関係のニュースをみていてそう思います。日韓関係のニュースの影になっていますが、日米の二国間協議がすすめられていて、またアメリカの農産物をむりやり買わされることになりそうな気配のようです。