現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

稲刈りの日々と蝙蝠と『答えより問いを探して 17歳の特別教室』と満天の星


4日(水)
 午前中は籾擦り。米の出荷をして午後は稲刈り。最後にヌカ(籾殻)すて。


5日(木)
 暑い。
 午前中は籾擦り。米の出荷をして午後は稲刈り。最後にヌカ(籾殻)すて。


6日(金)
 暑い。
 なかなか乾燥があがらないので、午前中は新米の精米をしたり。頼まれていた籾殻をいくつか袋に入れて配ったりする。
お昼前になんとか乾燥があがり、籾擦りをして、50袋になったところで出荷。すぐに稲刈りにでる。
 稲刈りが終わってから、籾擦りの続き。日没のあたりで籾擦りが完了して、ヌカ捨てにでる。帰ってきたら、まだ残照の残る、黄昏時をコウモリが4羽、5羽とうちの家のまわりを飛んでいた。


 高橋源一郎『答えより問いを探して 17歳の特別教室』(講談社)を読む。なるほどなぁ。おもしろかったです。ざっくり一言で要約すると「ま、なんでも自分の頭で考えよう」ということではないかな。
 木村センさんの遺書とかル・グィンの『左ききの卒業式祝辞』とか森巣博『無境界家族』とか、読みたいものを教えてもらいました。


 今、外に出てみたら、月はすでに沈んでいて、満天の星。真上に白鳥座がみえた。なんとなくじっくり見ていると天の川も見えるような気になってきた。
 虫すだく夜であります。