現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

時雨模様で寒いことと寄り合いと『冷たい熱帯魚』と『行きずりの街』


 今日も、終日、雨が降ったりやんだり。昨夜もけっこう降ったようだし、なんだかよく降っています。
 午前中は精米など。
 午後は、市役所で寄り合い。


 園子温監督『冷たい熱帯魚』(2011)をAmazonプライムで観る。うーむ。たくさん賞をとった映画という宣伝に乗せられて観てみたが、R18+(18歳未満は観覧禁止)のホラー映画?だった。ホラーは苦手であるが、最後まで観てしまった。気分は良くない(笑)。ホラーとわかっていれば観なかったな(笑)。でも吹越満、でんでん、黒沢あすかというような役者、女優さんは頑張っているのはよくわかった。


 阪本順治監督『行きずりの街』(2010)もAmazonプライムで観る。原作は志水辰夫。昔、志水辰夫にはまった時期がありました。『行きずりの街』が「このミステリーがすごい!」で評価されたし、日本冒険小説大賞も受賞しました。ええ、おもしろかったと記憶しています。ストーリーはすっかり忘れていましたが、映画を観て少し思い出しました。でも、なんですな、映画は全くの別物ですな。ま、シミタツは抜群に文章がうまいので、ミステリー仕立ての小説でも、ぐいぐいと読ませてしまいますが・・・。主演の仲村トオルもかっこいいし、小西真奈美も美しいけれど、あ、窪塚洋介も高校時代はボクシング部で大学では哲学科というちんぴらなんですが、これがなかなかいい味になってます。でも脚本が、いささか端折りすぎなのかな。原作がシミタツなのに叙情がいささか欠けているような気がする。志水辰夫はここのところ10年ほどは時代小説を書いているようなのだが、そちらはまだ読んでいない。