現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大豆の色彩選別と出荷、それからアースカラー



13日(金)
 朝、一番に歯医者さんにいく。先日、デンタルフロスで丁寧に口の中を掃除していた時、フロスが歯の間からすんなり抜けなくて、ちょっと力を入れて引っ張ったらかぶせていた銀色が、ピーンと音を立てて口の中から飛びだしていったのでした。やれやれ。いろいろなことが起こります。


 その後はお昼前から、一昨日、物理的に選別した大豆を、Tさんのところで色彩選別機をかける。昼食も抜いて、一心不乱に選別。で、その後は来年の種にする分を残し、あとは農協へ出荷。これで大豆関係も一段落。ありがたいです。


 夜、深作欣二監督『赤穂城断絶』(1978)をAmazonプライムで観る。なるほどな。この映画もオールスター出演という感じで、楽しめました。「忠臣蔵」には、いろいろ名場面がありますね。本伝の他に銘々伝とか外伝もありますし。というか講談なんかですと、名場面の連続です(笑)。浄瑠璃や歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」だと勘平とおかるが登場するそうですが、まだ浄瑠璃や歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」は観たことがないし、勘平とおかるが登場する映画は観たことないです。で、史実はどうなのか知りませんが、討ち入りの前の日のドラマありますよね。「赤埴源蔵、徳利の別れ」とか大石内蔵助の「南部坂雪の別れ」とか、あたしゃ、こういうのが好きで(笑)、とうか講談の名調子で好きになったのだが、今回の深作欣二監督『赤穂城断絶』では、この二つのエピソードが出てこない。それから討ち入りの後の泉岳寺までの行進も僕は好きなシーンで、義士に関わった人が、討ち入りの報を聞いて、この整然とした泉岳寺への行進を見に来るわけです。そこにさまざまなエピソードの完結があってドラマになるんですね。ま、そもそも「忠臣蔵」が長い物語ですから、そういう史実なのかどうかわからないようなことは、省くのかもしれませんが、こういうのが省かれていると「忠臣蔵」の深みが出ないような気がするんだなぁ。
 深作欣二にはさらに『忠臣蔵外伝四谷怪談』という映画もあって、僕は観ていないけれど、これもなかなか凄みのある映画らしい。


14日(土)
 午前中は精米など。午後は「まるごと保全隊」の活動で濁水防止の看板を外したり、その後は役員会など。


 朝、散歩道の写真を撮る。アースカラーです。