現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

『オーシャンズ8』と『日本のいちばん長い日』で映画三昧の一日

 ゲイリー・ロス監督『オーシャンズ8』(2018)を観る。なるほど、楽しめました。少し展開がモタモタしてる感じがしないでもないけれど、というかけっこううまくいきすぎ?サンドラ・ブロックケイト・ブランシェットアン・ハサウェイも元気にやっています。
 でも、こういうのは正月映画向きですね。って最近は正月映画というのもなんかあまり宣伝されてないような気がします。などと書いて、もうすでに松の内も終わっていることはわかっているのだが。


 続いて原田眞人監督・脚本『日本のいちばん長い日』(2015)を観る。ポツダム宣言を受諾して降伏するのか、それとも本土決戦するのか、という1945年7月と8月、連日連夜、閣議は開かれるが紛糾してなかなか結論がでないなか・・・。という映画です。役所広司が阿南陸軍大臣山崎努鈴木貫太郎総理大臣、昭和天皇には本木雅弘終戦に反対する若き少佐に松坂桃李。うーむ。
 これは1967年の岡本喜八監督の作品のリメイクになるのかな。岡本喜八版も観てみなくては。


 というわけで、岡本喜八監督『日本のいちばん長い日』(1967)を観る。あははは。このいちばん古い映画が、今日はいちばんおもしろく楽しめました。俳優はオールスターですね。三船敏郎が阿南陸軍大臣笠智衆鈴木貫太郎総理大臣、終戦に反対する若き少佐には黒沢年男などなど。脚本が橋本忍ですな。いや、脚本はこちらの方がはるかにいいです。編集の仕方もこちらの方がいいと思います。
 1967年ならカラーの映画も作れたはずですが、モノクロ映画になってます。ま、それも戦時中の、終戦時の事件の映画に雰囲気をかもしていますね。


 いわゆる「宮城事件」については、なんとなくは知っていたのですが、本当にあったことなのかどうか、「2.26事件」については、教科書にも載っていたし、学校でも習ったけれど、1945年8月15日の「宮城事件」については、本当のところはどうだったのか、よく知りませんでした。ま、原作は最初は大宅壮一編ということでしたけれど、半藤一利名義が決定版が1995年に出ましたね。原作は未読ですので、この映画がどれくらいドキュメンタリーなのかどうかもわからないのですが。


 久しぶりに映画三昧の一日でした。そういえば、今朝は暖かくて、そのせいか自分が怪盗キッドになった夢をみたのでありました。大金持ちがガラス張りの高層ツインビルを山の際に建てて、そのビルから宝石を盗み、逃げるときに斬鉄剣でツインビルのそれぞれの屋上を切ったので、屋上がなくなり、最上階の豪華な内装や高級家具のラウンジが雨に濡れて台無しになるのです。怪盗キッドの僕はその高層ツインビルからハングライダーで逃げるのですが、地面に着地しようとすると警官が追いかけてくるので、うまく着地できないで悩んでいるところで目が覚めるのでした(笑)。ええ、盗んだ宝石がどうなったのか、どういう宝石だったのか、よく覚えていないのですが(笑)。