現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

総会と『ALONE/アローン』と『プライベート・ライアン』と『ブルゴーニュで会いましょう』と会議


2日(日)
 今日は午前中は地域の自治会の総会。午後は農事組合の総会。夕方から慰労会。慰労会ではいささか飲みすぎ二次会の居酒屋のカウンターで腕組みをしたまま首を前にがくんとしたまま居眠りしてしまうという失態。やれやれ。世の中どうなっとるのかね。


ときどき、思い出したように筆ペンや筆風のサインペンを出してきて、字の稽古なんぞをしてみるのだが、うーむ、線に自信のなさが出てますな(笑)。うーむ。どないもこないもありまへん、さっぱりわやですわ。




 ファビオ・レジナーロ/ファビオ・グアリョーネALONE/アローン』(2016)を観る。うーむ。砂漠の真ん中で地雷を踏んづけてしまったまま動けない男という着想はおもしろいけど。ちょっとひねりが足りないか。うーむ。


 スティーヴン・スピルバーグ監督『プライベート・ライアン』(1998)を観る。今更ですけど、初めて観ました。辞書を引いたらprivateは「軍隊の階級のひとつで、アメリカ陸軍などの二等兵に相当する。」とありました。そうだったのか。知らなかった。いやー、すばらしい映画ですな。はいはい。最初のノルマンディ上陸作戦の場面から鷲掴みにされました(笑)。圧倒的な戦闘シーンの映像ですし、主演のトム・ハンクスと彼の部下たちとの人間関係もよかったです。
ま、ただ四人兄弟の全員が戦死しないようにという措置や戦死者の家族に送られる手紙などには、いかにも政治家臭を感じてしまいます。戦争は結局そういうものなのでしょうけれど。それと最初と最後のはためく星条旗がちょっと気になりました。


 ジェローム・ル・メール監督『ブルゴーニュで会いましょう』(2015)を観る。フランス・ブルゴーニュのワイナリーの話。ワイナリーが経営不振で売却されそうになっているところへ、ワインの評論家をしている息子が帰ってきてワインづくり、ブドウ栽培を始めるという話。ま、よくある農家の後継者問題でもあります。映画としては、どうなのかな、ま、あまりに予定調和だし、話がうまくいきすぎ。ワインの勉強には少しなるかも(笑)。でもブルゴーニュのブドウ畑やワイナリーが美しいです。ワイナリーはまさにお城みたいだし。でもってみんな誇りを持っているんですな。ブルゴーニュボルドーってやっぱりライバル関係なのでしょう。
 主演のジャリル・レスペールがやりはじめた新しいこと(古いこと?)は、ちと無謀だし、そんなアホな、と思えることが多いけど、あまりに機械と化学に頼りすぎてもねぇ、本物のワインとは何なのか。隣の畑の真似をしてもダメ、というセリフがあったけれど、ま、米農家としても、いくつか刺激にはなりました。この映画のように調子よく行かないことは、よくわかっていますが(笑)。


3日(月) 節分
 朝から風もなく穏やかに晴れている。これはこれは。
 朝のうちお米の配達。午後は大津で会議の予定。
 豆まきはするのかな?このところしてないか。明日はいよいよ立春