今日は農事組合の用排水の水路掃除の日で、一日あれこれ頑張る。
そうそう。午前中の排水路にもなっている川の藻をあげ、泥や砂や石をスコップであげていきます。藻と一緒にサワガニもたくさんあがってきてました。その時に、シジミを見つけました。なんと砂と小石に混ざってシジミがいくつかあがってきたのです。最初はみそ汁の具にしたシジミの貝殻があるのかと思いましたが、きちんと貝が閉じられています。うーむ。子どもの頃、長浜の豊公園や南浜の水泳場など琵琶湖では何度も見ているけれど、こんな小さな川でシジミを見たのは初めて。色もわりと明るい色で、セタシジミのように黒くない。うーむ。このあたりは草野川の扇状地の端っこあたりで、わりと水の湧く池や川が多い。この川もたぶん下からも水が沸いているのではないかと思うけれど、そういうところなのでシジミも生き残っててきているんだろうな。
近くにいた人にも見せたのだが、みんな初めて見る、とおっしゃってました。でもみそ汁に入れるには、まだちょっと小さいな、ということで意見が一致したので、また川に戻しましたが・・・。もう少し大きくなって、数が増えてきたら、みそ汁に入れていただきたいです(笑)。
などと考えてウィキベディアでシジミを検索してみたら、外来のタイワンシジミが増えてきているのだそうな。うーむ。
あわてて写真を撮ったので、左手の手袋を脱ぐのを忘れる。
阪本順治監督『魂萌え！』(2007)を観る。ずいぶんとっ散らかった映画のような気がしたけれど、最後まで楽しむ。主演は風吹ジュン。わりとチラッとしかでてこない俳優さんが多いのだが、なかなか豪華な顔ぶれです。風吹ジュンが電車の中で「世の中・・・」とつぶやいたのが印象的。林隆三とかなぎら健壱がちょい役で出てきますが、いい感じです(笑)。
朝の散歩道のコースにある湧水の池の周りに何本か柳の木が植えられたのはもう何年前になるだろう。10年ほどになるのかな。最初は小さな木を植えられたのだが、柳の生長は早いですよね。そうして芽吹きも一番早いのではないかな。今日観たら、花が咲きかかっていました。ネコヤナギはすでに銀色になって花を咲かせていますが、この柳も尾状花序ができていてもうすぐそれぞれがもっと開いてきますね。朝日を浴びて、遠くからでも柳全体がぼーっと黄緑色に光っていました。そばに植えてあるソメイヨシノの芽もさらにちょっと膨らんできています。
やはらかに柳あをめる北上の岸辺目に見ゆ泣けと如くに 石川啄木
というのがありましたね。啄木の歌はどうも覚えやすいというか、口にのりやすい歌ですね。
