現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

あれこれトラブルとエンジンオイル交換と『ミリオンダラー・ベイビー』


30日(月)
 朝からバタバタとトラブル続き。
 畔塗り機を小さいほうのトラクタに付けようとしたら、引っかけ式で簡単に装着できるはずなのに、これが、あーた、うまくいかない。どうもPTO(Power take-off )のジョイントのところがうまくカチャッとはまらない。難儀してはめる。そうしてあちこちにグリスアップ。グリスアップガンでニップルからガシガシとグリスを入れる。そうこうしているうちに、畔塗り機の爪を回している軸のキャップが外れてしまって、ギアオイルが少し出てしまう。すぐ農機のK君に電話すると珍しく3分で来てくれた。はめたらオイルは漏れてこないようなので、問題はなかろうということでした。
 さてきちんと動くかどうか試してみたが、最初、リモコンコードの接続が悪かったのか、スイッチが入らない。あちこち確認しながら接続させていったら、スイッチが入るようになりました。ところが前進モード、格納モード、後進モード、格納モードと試すと最後の後進から格納がウンともスンとも言わない。またあちこち接続を確認したが、今度はダメ。すぐ農機のK君に電話すると今度はすぐにはいけないというので、トラクタのエンジンオイルを交換をする。続いて畦畔用除草機のエンジンオイルを交換をしようとしていたら、K君が来てくれた。どうやらリモコンのコードがダメらしい。コードを外してリモコンを直接つなげたら、きちんと動くようになりました。コードはちょっと時間がかかるそうで、しばらくは長く手を伸ばしてリモコン操作をすることになりそう。続いて畦畔用除草機のオイル交換をすませる。そうこうしていると長男が大きいほうのトラクタを持って帰ってきたので、大きいトラクタのエンジンオイル交換を教える。これでエンジンオイル交換はだいたいすませられたかな?あ、田植え機や水田除草機関係があるか。


 クリント・イーストウッド監督『ミリオンダラー・ベイビー』(2005)を観る。うーむ。なんとこういう映画だったのか。アカデミー賞4部門受賞ですな。いろいろ問題になったことは知っていたのだが・・・。なるほど。いいねぇ、イーストウッド。まあ、いつもおなじようなムードだけど。


31日(火)
 曇り。午後は少し南よりの風が吹いたが、いささか寒い。
 終日、畔塗りをする。ちょうど土の水分がよかったのか、思いのほかきれいに塗れる。でも、キャビンのないフルオープンのトラクタなので、ずっと乗っていると風に吹かれていささかならず冷える。帰ったら今日はまずビールではなくウイスキーをグビリとやりたい、しかもチンチンの熱湯割りのウイスキー。というわけで今、キューッとやってみた(笑)。うーむ。腹の中から暖まる感じがなんともいえませんな。血管がひろがって、皮膚も広がって、肩の筋肉がほぐれ、疲れが全身に広がって身体がゆるむ。


 年度末です。明日から新年度。新型コロナウイルスで世の中てんやわんやですが、ま、落ち着いていきましょう、世の中の問題は新型コロナウイルスだけではないわけですから。新年度気分新たに頑張りましょう、って百姓はすでに新年度でそこそこ頑張ってます。


 今日、畔塗り作業中にトラクタのアワーメーターがちょうど3000時間となりました!ま、だからってどうということはないのだが、27馬力のトラクタなのでなかなか老体にムチ打つかのように働いてくれています。もうちょっと頑張ってね!





 今朝の日本農業新聞に載っていたコラム。新型コロナウイルスの経済対策の一つに自民党から和牛商品券が提案されたことについて。ネットで炎上していたようですが、誰だって今なぜ「お肉券?」と思いますわね。