現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

有機肥料をまいたことと畦畔の草刈りと久しぶりの雨と散りはじめた桜


11日(土)
 朝一番に軽トラに有機肥料を積み、トラクタにコンポキャスターをつけて準備万端。
 去年はナタネの発芽不良でまともに採種できなかったので、一昨年の古いナタネの種を播いたところほとんど発芽せず、新しい買い種の部分だけが発芽したし、ナタネの種が少ないので、ヘアリーベッチを播いたのだが、それも発芽はしたものの、あまり生育がよくないところもあって、このままでは緑肥の肥料分が少なすぎるので、有機JAS認定の肥料をすこしまくことにしたのです。
 少し風があったので、撒き難かったと思いますが、長男が上手に撒いてくれました。


 午後は僕は畦畔の草刈りに。長男は有機肥料を撒いたところの荒起しに出てくれました。で、菜の花やヘアリーベッチのすき込みです。


 明日は雨の予報なのでいろいろ仕事の段取りを考える。


 土曜の朝のNHK-FMの「ウィークエンドサンシャイン」が聞き逃しサービスで聴けるようになってますな。今日はビル・ウィザース特集だったのか。さらに「ジャズ・トゥナイト」も聞き逃しサービスらしい。


 そういえば。午後、畦畔の草刈りをしてたら、雉のメスがいた。茶色の小ぶりのやつ。草の間から頭を一瞬出して、すぐ引っ込めた。近寄っていっても、頭を引っ込めたままじっとして動かない。なるほどな、これじゃ、見つけられないな、と思いつつもう一歩すすめたら、しゅしゅしゅしゅしゅと走り出しました。卵でも抱いていたのかな?とじっとしていたところをのぞいてみたけれど、卵はありませんでした。数年前までは、けっこうよくオスもメスも雉を見かけていたのだが、最近見ないなと思っていたところなのでうれしかったです。でもけっこう周りに家のある田んぼのでしたが、大丈夫なのかな。




12日(日)
 午前中は畦畔の草刈り。昼過ぎまで頑張る。
 お昼前からポツリポツリと雨が当たるようになってきたけれども、ちゃんと降り出したのは13時半くらいからか。しばらく雨がなかったのでありがたい雨だが、苗代のことがあるので、降りすぎないでほしい。


 夕方からオーソン・ウェルズ監督『市民ケーン』(1941)を観る。ビールを飲みながら観はじめたのがいけなかったのか、激しい睡魔に襲われて、二時間ほど睡眠。家族に遅れて夕食をとりお風呂に入って続きを観る。うーむ、どうなんだ?25歳のオーソン・ウェルズの最初の映画だけれど。25歳。ま、いろいろ技術的なことでは新しいことをやっているようですが、今の映画の技術と比べるとさすがにどうにもならないし、ただ1941年という太平洋戦争が始まる年に米国ではこういう映画が作られて公開されていたんですな。
 そうそう。新聞王ケーンの未完の大豪邸が「ザナドゥ」と呼ばれていて、ちょっとびっくり。最近、「ザナドゥ」が桃源郷という意味だということを知ったとブログに書いたばかりだから(笑)。


13日(月)
 朝の散歩の後すぐプール苗代に出て水位を確認。昨日の午後からの雨ですでにたっぷり水がたまっている。もちろんオーバーフローするようにしてあるけれど、水位が高めなので、水を流して水位を下げる。
 終日、雨。
 銀行や農協、郵便局、それから役所にいく一日。
 夕方、歯医者さんへいく。
 明日は晴れてくるらしい。畔塗りに頑張らねば。