現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雨に濡れながら畦畔の草刈りと『テルマエ・ロマエ』


24日(金)
 うーむ。終日、天気は不安定。
 朝のうちは少し晴れていたけど、すぐに曇ってしまう。午前中は畦畔の草刈りとうちの田んぼと隣接する道路の法面の草刈り。長男は「こなし」。
 午後も長男は「こなし」で、僕は畦畔の草刈り。でも午後、草刈りに出ようとしたら、ばらばらと冷たい雨が降ってきて、一時間待機。さてというわけで草刈りに出たらしばらくしてまた降られる。しかし、すぐに帰るわけにもいかず、濡れながら草刈りをする。まあ、こうなったら仕方がないので仕事を続けて、ずぶ濡れになって、一区切りというところで、まあそこそこいい時間だったので帰ることにする。帰り道、長男がトラクタで作業していたが、ま、トラクタはキャビンがついていて冷暖房完備だからシラッとした顔でした。ま、最近、冷房は効き難くなっているけど(笑)。
 帰ってすぐ熱い風呂に入って身体を温める。むひひひ。


 夜、武内英樹監督『テルマエ・ロマエ』(2012)を観る。うーむ。評判は良かったんだけど、どうなんだろう。僕としてはもう一つ。上戸彩がかわいいんだけど、もうちょっとはじけていてもよかったんじゃないかな。コメディなんだし。でもローマ帝国テルマエと日本の銭湯に注目している原作はたぶん面白いんだと思う。
 世界史は受験科目に選んだので、すこしは勉強したはずなんだが、第14代のハドリアヌス帝とか15代アントニウス帝とか、元老院とか名前は覚えているけれど、何をしたのかとか、まったく覚えていない。一夜漬けでラテン語まで話してしまう上戸彩の方がずいぶん詳しいのだ。
 今はもうなくなってしまったが長浜駅前の平和堂の4階(?)の書店には岩波文庫が少し並んでいたのだが、ギボンの『ローマ帝国衰亡史』がパラフィン紙のカバーで並んでいたのをよく覚えている。結局買わずに、未だ読まずにいるのだが・・・。アシモフの『銀河帝国興亡史』ももちろん未読(笑)。
 あ、ローマ帝国もの(?)としてはシェークスピアの『ジュリアス・シーザー』とか『アントニークレオパトラ』は面白く読んだ。こういうのは若い人にお薦めしたい。もちろんプルタルコスの『英雄伝』は未読。
 と、書いていたら橋本治『双調 平家物語』を思い出した。ひょっとすると橋本治は『ローマ帝国衰亡史』のことも頭の片隅にあったと思う。でないとあんな平家物語にはならないような気がする。



25日(土)
 あああ、もう4月も25日なのか。せわしないぜ。田植えの準備が急がれる(笑)。
 朝から無風。快晴。日の出も大麦の圃場も咲きはじめた八重桜もあって、スバラシイ一日の予感。
 ブログを書いている場合ではないのは明らか(笑)。キーボードを捨てて田んぼに出よう!(笑)