現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大麦の刈取り終了と種を取ったこと。


 今日も朝からよく晴れて、ありがたい。
 で、頑張って大麦の刈取り作業。午前中で終わる予定だったけれど、昼過ぎまでかかってしまう。でもなんとか無事に本年度の刈取り終了。ありがたいことでした。
 最後は忘れずに来年用の種をとる。まだ生のコンバインで脱穀したばかりの大麦を乾かして芒を取ったりするとどれくらいになるのか感覚がつかめないので、少し多めに残す。
 父と母がブルーシートとムシロを用意しておいてくれたので、ブルーシートを広げ、その上にムシロをひろげて、その上に大麦種を広げて乾かす。ま、夕方また種を今度は紙袋に収納したんだけれど、もう少し干して乾燥させないといけませんな。それから芒も取らないといけないし。
 国会のニュースはほんとうにその気がないと流れてこない、というか、テレビも新聞もあまりニュースにしてないのですが、「種苗法改正案」が問題になってました。どうやら今国会では見送りになったようです。ええ、大麦の種取りをしていて、ふと思い出したので。

 ほんとうは午後は無農薬の圃場に除草機をかける予定だったのだが、少し遅くなったし、大麦の種の始末をしなければならなくなったので、あっさり明日に延期。それと除草機のエンジンオイルを交換しようと思ったら、なんと、除草機のイグニッションキーが見つからない、という笑い話のようなトラブル。去年買った機械なので、どんな形のイグニッションキーだったかも思い出せない(笑)。ちょっと探しようがないかも、と青くなったのだが・・・。取説の写真でイグニッションキーの形を思い出す。ありがたいことにスペアキーが見つかった。いやはや、というか、やれやれ、というか。

 大麦の収量をザッと計算してみる。出荷したのは生の大麦なので、乾燥させると少し重量は減るし、芒などいささかゴミも混じっているので、乾燥させてみないと正確にはわからないけれど。でも去年の種取り用に30a栽培したのと比べるとちょっと収量は上がっている模様。でも2枚ほど湿田で発芽不良のところもあったので、トータルとしては、も一つだったけれど。