現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

無農薬の圃場で中耕除草をはじめたこととニゴロブナの稚魚を田んぼに入れたこと

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 昨日やる予定ができなかったので、今日は有機栽培の水稲の中耕除草の日。
 朝から除草機を出してきて、エンジンオイルを交換して、あちこちに注油してグリスをつけたり。
 で、1年ぶりなので取説も読んで使い方を思い出す。みのる産業の機械はちょっと大手のトラクタのようには使えないのだ。ふむふむ。
 ああ、ところが雨が降り出してきました。やれやれ。カッパを着るほどでもないかな?
 いざ!というわけで水深を確認しながら作業開始。田植えから8日目。ぱっと見にはあまり草も生えてきていないようにも見えるが、中に入ってみると、土の高いところにはやはり草が芽を出してきている。
 だいたい最初の除草が大切だとだんだんわかってきているので、ゆっくり丁寧に動かしていく。


 と少し調子が出てきたところで、まるごと保全隊の事業の「ニゴロブナの放流」イベント。と、いっても今年はコロナの影響で役員だけで放流することに。皆さんカッパを着てこられてましたが、・・・。
 40分ほどで終了したので、すぐに田んぼに戻って、続きの中耕除草。


 お昼に戻って30分だけ囲碁対局をテレビで観る。趙 治勲名誉名人vs.藤沢里菜女流本因坊の再放送だ。


 僕が田んぼに戻ろうとしたら「こなし」をしていた長男がトラクタで戻ってきた。入れ替わりの昼食となる。


 午後もゆっくり慎重に中耕除草。今年は、というか、ここ最近、田んぼに日照が少ないんじゃないの?という情報が流れてきているけれど、いつもなら藻(アミミドロ)がたくさん生えてきて、それが中耕除草の邪魔になるというか、除草機に引っかかってきて、それが苗を倒してしまったりするのだが、今年はそういうのが一切ないのでありがたい。
あ、午後、田んぼに出ようとしたら、雨がちょっと強かったので、山登り用のゴアテックスのカッパを田んぼ用におろした(笑)。ゴアテックスの雨具も、もう山登りもずっとしてないので、十数年ぶりに着たけど、すでにふにゃふにゃのカッパとも言えない代物になっていた(笑)。こんなんでは山行には持っていけないし。
 ところで、このカッパは色が黄色なんですな。田んぼではいささか派手。お昼に奥さんに「田んぼにこのカッパ、どうもないかな?」と訊いたら、「長靴も黄色やし。どうもないやろ。(笑)」ということでした。ええ、長靴も黄色なので、これで全身黄色のイエローマンになってしまったのでした。


 夜、なにか映画でも観ようかと思ったけれど(『夕陽のガンマン』を観たかったような気がする)、上原ひろみのコンサートの様子をあれこれYouTubeで観だしたら、抜け出せなくなってしまいました(笑)。


Hiromi The Trio Project - Estival Jazz Lugano 2011