現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雨と『赤い風車』

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13日(土) 朝起きたときから雨。時々、激しく降る。滋賀県の防災メールに登録したら、長浜市に「土砂災害降雨危険度情報」がたくさん出て、最初は余呉の方から、だんだん木ノ本、浅井と下りてきたのだけれど、20通くらい届く。このあたりも警戒レベル2です、というメールが届いた。ま、おかげでゆっくり骨休めができました(笑)。


 AmazonMusicが出しているのかな?『The Live Series: Songs of Friendship』というのが出ていて、Bruce Springsteenの楽曲が15曲入っているらしい。ジャケット写真も悪くない(笑)。なるほどねぇ、”Songs of Friendship” かぁ、いいところを突いてきますねぇ(笑)。Bruce Springsteenのたくさんある局の中で好きな曲はたくさんあるけれど、「Bobby Jean」は外せない。ボスも歌っている顔つきがなんだか半泣きなんだよね(笑)。ボスの歌、友情がテーマの歌詞もそういわれればけっこうあります。「人生は三つの要素でできている。それは愛と友情と裏切りである。」というメルヴィルの言葉はオモシロイなぁ。愛や友情って、あんなに確信があったのに、いつのまにか冷めたり、あるいは疎遠になったりしますよね。決して裏切るつもりなんてないんだけれど、結果的に裏切ったことになってしまっているのかも、と思うこともあります。
 木曜日に久しぶりに大学時代の友人からLINEのメッセージが入って、久しぶりにLINEで通話した。しかしなんですな。ずいぶん長いこと疎遠になっていたのだが、声を聞きながら話をすれば、あっという間に時間が埋まったような感覚になりました。


 ジョン・ヒューストン監督『赤い風車』(1952)を観る。19世紀末のフランスの画家ロートレックの生涯を描いている映画です。なるほど。そうだったのか、ロートレックロートレックという画家は開高健に教えてもらったのだが、絵やポスターはなんとなくイメージできたのだが、ロートレック本人のことはあまり知らなかった。19世紀末のヨーロッパ、まだまだ差別的な言動も多かったに違いないしなぁ。怪我で障害をもつとなかなか暮らし難かったに違いない。映画としては、どうなんだろう?あんまり大きなドラマはないんだけれど・・・。主演のホセ・ファーラーはなかなかいい感じだし、ミリアム役のシュザンヌ・フロンもよかった。あと、彼女の手紙も。
 観終わってからこれが1952年の映画だと知る。僕が生まれる前じゃないか。カラーだし、なかなか赤い風車(ムーラン・ルージュ)の踊り子たちとか衣装が華やかだし、古さをあまり感じなかった。映画賞もアカデミー賞美術賞をはじめ、いろいろ取った映画だったんですね。なるほど。昔、富山の県立美術館でロートレックを観たけれど、オッチャンの肖像画で踊り子たちを描いたものではなかったので、あまり印象には残らなかったなぁ。

14日(日)
雨で農事組合のポンプ小屋周辺の草刈りが1週間延期になる。それにしてもよく降るなぁ。また県から警戒するようにという土砂災害降雨情報が次々メールで送られてくる。 気象庁の大雨注意報も出てますな。


梅雨入り後の田んぼに雨20200613