現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雨と庭の花々と溝切りを中耕除草と『第三の男』と『舟を編む』



11日(土)
 雨が降ったり止んだり。


 田んぼは田回りだけ。昼前に用事で長浜に出る。


 キャロルリード監督『第三の男』(1949)を観る。うーむ。二度目。今回はAmazonプライムで観たのだが、1時間40分になっているが、どうもラストシーンはいくぶん短くなっているのではないか?前見た時は長い長いショットだと思ったけれど、今回はわりと短かった、あれ?というように思ったんだけれど。
 モノクロームの映像の美しい名作ですな。ストーリーとしては、まあ、現代のハラハラドキドキのサスペンスとは違うけれど、考えられたストーリーで、まさに“光と影のサスペンス”ですな。主演のジョセフ・コットンもアリダ・ヴァリもいいけれど、キャロウェイ少佐役のトレヴァー・ハワードもいい味を出してます。


12日(日)
 朝方、雨が降ったようだが、目を覚ましたときには止んでいた。終日曇り空。


 朝、まず普及所の試験圃場になっているところの西側半分だけに穂肥を追肥する。この圃場は一発肥料を60kgほど入れていて、計算では穂肥はいらないのだが、ま、試験ですわな。環境こだわり農産物の圃場なので、もう化学肥料は入れられないので、有機肥料を40kgほど入れる。この試験圃場は ドローンで葉色などを上からチェックしているので、ま、いろいろデータ採取ということになるのでしょう。
 でも僕の目からしても少し肥料が抜けてきているので、追肥は必要な気がする。
 他の慣行の環境こだわり農産物では、ミネラル肥料を入れる予定をしています。


 その後、僕は無農薬有機栽培の圃場の溝切りと落水、長男は中耕除草に。


 これですべての有機栽培の圃場で三回目の中耕除草が終わったので、明日は雨らしいので、雨が上がって今日少し倒れた稲が立ち上がってきたら、溝切りをして落水する予定です。


 夜、石井裕也監督『舟を編む』(2013)を観る。うーむ。この映画もどうも繰り返し観ていて、今回で四回目だと思う。国語辞書を編纂するドラマです。主演の松田龍平もいいけれど、宮崎あおいもいいし、今回初めてオダギリジョーの演技のスバラシサも感じました(笑)。
 宮崎あおい牧瀬里穂は顔が似ている?多部未華子宮崎あおいが似ているという話もあったし、どうもこの三人のあたりにあたしの女性の顔の造形の好みがあるのかも、と思ったが考えてみれば、この三人なら誰でも好きになる顔のような気がする(笑)。
 三浦しをんの原作が「本屋大賞」になったので読んでみたら、大変面白いと思ったのでした。なかなか原作の感動を映画が越えることは少ないのですが、・・・。
 しかしなんですな、今回もAmazonプライムで観たのだけれど、上映時間133分は同じなのだが、以前DVDで観たシーンがカットされているような気がしたのだが・・・。DVDがちょっと長かったのかな?僕の思い違いか?


 えー、プロ野球は、今日もカープがドラゴンズに快勝したようでうれしい。カープはちょっと連敗があって(笑)、5位になっていたのだが、この連勝で4位まで上がってきた。1位スワローズ、2位ジャイアンツ、3位ベイスターズ、4位カープ、5位ドラゴンズ、6位タイガース、ということで、今日スワローズがジャイアンツに勝ったので、首位はスワローズになりました。といって1位から3位までが1ゲーム差ですから、ま、団子状態ですね。で、3位のベイスターズと4位のカープは1.5ゲーム差。つまり4位のカープと1位のスワローズの差は2.5ゲーム。この時期、あってないような差です。カープやタイガーズはホーム球場がドームではないので、雨で中止もあり少し試合数も少ないですしね。混戦模様のセントラルリーグです。パリーグも首位と最下位の差が5ゲームですしこちらもどうも混戦ですが、1位のイーグルスがなんかすごいですね。イーグルス浅村選手、現在本塁打、打点の二冠です。うーむ。
 要するにまだまだどの球団にもチャンスありということですね。今年はコロナの影響で交流戦がないしクライマックスシリーズセ・リーグはなし、パ・リーグも1位と2位だけでやるそうです。試合数も少ないし、先行逃げ切りが有利なんでしょうけれど、これから夏場はやはり投手層の厚いところが強いでしょうなぁ。カープはもちろん悪くないけれど、顔ぶれを眺めるとジャイアンツがやはり投打に選手層は厚いですね。