現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雨と大津へ出張とブロガーバトンが回ってきた!

 今日も朝から雨が降ったり止んだり。午前中は少し事務仕事。午後は大津の県庁へでかける。新型コロナウイルスの第二波(?)のことがあるので、ちょっと帰りの時間帯の電車に乗りたくなかったので、車を運転していく。大津へはたいてい湖岸道路で行くのだが、Googleマップのナビは野洲を過ぎた辺りから湖岸から少し内側に入って、「メロン街道」なる田んぼや畑の中のまっすぐな直線を道路を走ったら、いつの間にか琵琶湖大橋の取り付け道路を越えていて、矢橋帰帆島の近くに出た。時間的にはどれくらい早かったのかわからないけれど、初めて通った道でおもしろかったです。Googleマップによると湖岸道路より5分短縮できたらしい。
 田んぼや畑の近くを通ったので稲の様子や大豆の様子を眺めながら走る。稲はともかくやはり大豆はどこも長雨で生育不良のような気がする。


 さて。
 ちょっと今日はブログの気配も気合いが違うぜ。
 なんとこの「現代田んぼ生活に」ブロガーバトンが回ってきた。コロナ禍の影響でいろいろリレーが始まったようです。と書きましたが僕は世間のことにとても疎いので、このテのことはよく知らなかったのですが・・・。ひそかにファンで、こっそり読んでいたつもりでいたのに、いきなりそのブロガーさんから連絡をいただいてバトンを受けてほしいという連絡を受けました。ほんとに妙なご縁なんだなぁ。

バトンを渡してくれた方

medaka-to-koke.hatenablog.com

 苔とメダカさんです。ブログの内容は名前のままですけれど、苔もメダカも写真がとても美しいのです。とくに苔の緑はうっとりしてしまって。上品でオシャレなブログであります。昔、熱帯魚を飼っていた頃、金魚藻(バイカソウ)やコカナダモを水槽に入れてみたこともあったのですが、これが、あーた、水草を育てることはとても難しいことでした。たぶん光が足りなかったのだと今ではおもいますけれど。
 そんな苔とメダカさんからバトンが回ってきてびっくりしてしまいましたが、私のブログとは少しムードの違うブロガーさんが私のブログを読んでいてくださったことが嬉しくて、バトンを受け取ることにしました。

ブロガーバトン

 ブロガーバトンのシートから自己紹介させてもらいます。今更といえば今更ですが(笑)。

名前

 『現代田んぼ生活 安全安心おいしいお米 辻井農園日記』というのがブログの正式な名前になるのかな。書いているのはtsujii_hiroakiです。

年齢

 58歳ですが、もうすぐ59歳。うーむ。 “ゆく川の流れは絶えずして・・・ ” ですな。たくさんの水が橋の下を流れました。いや、正直な話、自分が58歳になるとは思っていませんでしたが、年はいつの間にかとってしまうものですよね。若い頃58歳のおじさんなんて立派な大人だと思っていましたが、自分を振り返ると、これがいかにも情けなくてどうしようもない人間だったりするので、いささかがっかりします。ま、失敗しながら生きていくしかありません。

ブログ歴

 15年ほどになりますが、本当はさらにその2、3年前から自宅にサーバーを立てて発信していたのですが・・・。このブログの最初も自宅サーバーの記事を読み込んだものになっています。「はてなブログ」の前は「はてなダイアリー」だったのですが、その前はなにか使ったのかなぁ、忘れてしまいました(笑)。自分でもよく続いているなぁ、とは思っています。ウダウダ書くのが好きなんだろうなぁ。というかウダウダしか書けないのでありました。

総記事数&更新

本当は毎日更新したいのですが、ま、なかなかそうもいきません。年間で200弱という更新でしょうか。

ブログのジャンル&ブログをはじめたきっかけ

 ジャンルは特に意識してません。あれこれなんでもバカ話を書いています。無農薬栽培というか有機栽培をはじめたのは、せっかく百姓になったのだから、家族に安心して食べてもらえる安全でおいしいお米を作ろうと思ったからですが、ネット販売をはじめてからその宣伝も兼ねるようになりました(笑)。このブログが販売促進にどれくらい効果があるのかは、大いに疑問です。もうすこし僕に知恵があれば、もっと上手に宣伝もできるはずなんですが・・・。

野望

 もういい歳になってきたので、野望というのようなものはなにもありません。ホントです(笑)。天候に大きく左右される農業ですので、毎年毎年、なんとか順調に米づくりができるとうれしいです。ここ数年ずっと異常気象が続いていますので、なんとか穏便に、と思うばかりですが、やはり地球に住む人々みんなで、この異常気象の原因を考えて暮らし方を変えていかないといけないと思っています。あとは子供たちがそれぞれ元気に社会で活躍してほしいです。ま、万事、機嫌よく暮らしたいですね(笑)。
 そういえば、昔の映画とかドラマには「万事心得た!」と大声で簡単に用事を請け負ってしまう安請け合いのちょっとおっちょこちょいの男が出てきますが、最近は「万事心得た!」という男は出てきませんね。僕もそういう男になってみたいと、今、思いましたが、ちょっと性格的には無理があるかなぁ。
 ときどき俳句をひねったり、字の稽古をしたり、落書のような絵を描いたりするのが、趣味といえば趣味でしょうか。昔は読書が一番の楽しみだったのですが老眼になってきて、眼鏡をかけるようになったのですが、老眼鏡をかけて読書するとなんだかすごく目が疲れて、読書はすっかりダメになりました。そのかわりに映画をパソコンで観るようになりましたし、ラジオを聴くようになりました。ええ、野球はカープファンですし、大相撲は遠藤と宇良を応援しています。
 と、書くといかに「野望」というようなものが、自分に似合わなくなっているかがわかりますね。若いうちからどちらかというと「枯れたがり」だったような気もしますが、もうずいぶん枯れかかってきてます。できたらきちんと僕も世代交代したいなぁ。そうできるようにがんばりたいです。

一番古い記事

tsujiifarm.hatenablog.com

 「CSS」だの「tableデザイン」だの「HTMLエディタにはPageSpinner」というような言葉が出てきて笑えます。当時はそういう勉強もしてたんでしょうな。今ではすっかり忘れてしまって、というかすでにブログの機能としていろいろついているので、そういうことを知る必要がなくなったのでしょう。と書いていますが、僕のブログは毎回、書くたびにちょっとづつHTMLを書き足したりして、特に画像の表示をすこしいじっています。ええ、画像のサイズ変更、左寄せ、右寄せ、文章の回り込み、そんなことぐらいですけど。当時はpythonで少し書いてたり、Apacheを動かしていました。ブログを表示させることぐらいはできていたのですが、お米の注文を受けるシステムを自分で作って三日間ほど運用してみたのですが、やはり不安になって、注文が来る前にやめてBiNDにしたのだっったかなぁ、うーむ。思い出せない(笑)。

お気に入りの記事(私的渾身記事ということかな(笑)うーむ。)

なんだかね、15年ほどもやっているので、一つを上げるのは難しいです。10年ほど前の昔の記事から探してみます。

tsujiifarm.hatenablog.com

 この記事の最後の方に載せた「LEDに換えて思う子孫に与える賦」は酔った勢いで、子々孫々などというなんとも実体のないものに向かって書いてしまいましたが、「種を播け」というのは大事なことだなぁ、と思った次第。今からでも僕もたくさん種をまかねばと思っています。余裕のあるときも、そうして苦しいときも。


 もう一つ。
tsujiifarm.hatenablog.com

 「茶の花おぼえがき」という吉野弘の詩は、今でも水稲の生長を見守りながらよく思い出します。ここにいろいろ原点というか、基本の「き」があるように今でも思っているからです。水稲の栽培方法、除草技術、食味向上技術は、この10年ほどでいろんな方法が紹介されはじめて百花繚乱状態です。米の食味のコンクールもたくさん作られています。ところが農業の栽培の技術というのはその土地土地によって、気候によって、土質によって、水によって、品種によって、様々なんです。一概にこうすればうまくいく、というような方法はない、ということがわかってきました。ということは、その土地土地で暮らす百姓が自分で判断し、自分で考えてやらねばならないということです。あるいはその土地の農協や普及所の助言に従うかです。そういうことは農業をはじめたらすぐにわかったのですが、そこからが難しいですよね。で、いつもこの「茶の花おぼえがき」を思い出しています。

バトンを渡す方

kagemusha01200403.blog.ss-blog.jp

 「山形おぐにの百姓生活」のほらっちょさんです。ええ、農業関係のブロガーの中ではもっとも文章に力がみなぎっている、パワーを感じさせる文章でおなじみのほらっちょさん。文章力が確かなので失敗を笑いに変えて、たいていいつも笑わせていただいています。こちらのブログは農業関係ですが、別に
muramasa01200403.blog.ss-blog.jp

 「熱血!少年オヤジ伝説」というブログも書かれていて、こちらはタイトル通りさらにパワフルな文章になっています。歴史にも造詣が深くてたいてい唸らさせられます。
 時々ブログに走るほらっちょさんの記事が出ますが、隆々たる筋肉を想像させる肉体です。
 ほらっちょさん、よろしくお願いします。