現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

お寺さんの「お磨き」と照ノ富士の優勝と届いた本と新しい万年筆とビールと冷奴

 朝のうちは、お寺さんの掃除に出る。コロナの影響でこの時期になりました。年番は「お磨き」で、真鍮製の道具を布や新聞紙で磨きに磨き、その後は御堂の掃除。約2時間ほど。
 午後は畦畔の草刈りに出たが・・・。ソヨリとも風が吹かない。無風状態。汗ばかりがタラタラ流れる。大いに汗をかき、大いに疲れる。


 大相撲の千秋楽。なんと幕内に再入幕したばかりの照ノ富士が幕尻で優勝してしまった。5年ぶり、30場所ぶりの二度目の優勝。僕は照ノ富士という力士があまり好きではなくて、というかいかにも気の強そうな、ヤンチャな力士に見えたので(笑)。
 大関時代は稀勢の里戦の千秋楽が印象的でした。13日目に負傷した稀勢の里に勝てば優勝だったのに、負けて、さらに優勝決定戦でも負けて・・・。優勝は確実と思っていたはずなのに、するりと優勝が逃げていったときの呆然とした顔がすごく印象的でした。その後は怪我に泣いて、膝の手術と内臓疾患でも苦しんで序二段まで下って・・・。応援している宇良も怪我に苦しんで序二段まで陥落していたので、照ノ富士の陥落もよく知っていたのだが。まさか、こんなに早く幕内に上がって、優勝してしまうとは。でも今日の御嶽海戦をビデオで観て思いましたが、身体は相変わらず大きくて幕尻でも関脇御嶽海と遜色ありませんね。
 大汗かいてヘロヘロになって帰ってきたら、優勝の賜杯を受け取るところでした。会場からはコロナの影響で入場制限がかけられ観客は少ないのですが、あたたかい拍手が湧き上がって、僕もおもわずテレビの前で拍手してしまい泣けてきました。しかし、あーた、照ノ富士よ、あーたはまだ28歳。もちろんまた大関も狙うことは出来るだろう。しかし、あーた、人生は長い。長いようで短いともいいますが、5年前の23歳の時とは比べ物にならないくらい、落ち着いた優勝インタヴューでしたが、あーた、まだまだこれからいろいろありますから、身体のケアをしつつ精進して、いい相撲を見せてくださいな。
 ちなみに宇良も幕下19枚目で6勝1敗、来場所はひょっとすると十両に復帰かも。東前頭筆頭の遠藤は初日に鶴竜に勝ったものの、前半あれだけ負けたけど終わってみれば8勝7敗。ま、いいんだが、ちょっと笑える。


 そういえば、昨日、坪内祐三関連の本が二冊届く。ええ、またちびちびと読みはじめています。坪内祐三のことを知ったのは『本の雑誌』でしたが、どうもね、文章がカッコよくて上品なんですよね。


 それから新しい万年筆を買ってしまった。エボナイト軸のやつ。ニブはB(太字)です。まだインクを吸わせていないんですが、何を入れようか。黒インクが付いてきたんですけれど、やはりいつもの色彩雫シリーズの「月夜」がいいかな。今年の新米の礼状はこの新しい万年筆で書きまくる予定。書きまくることが出来るほどの豊作でありますように。たくさんお米の注文が入りますように。