現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

猛暑と草刈りと『アポロ11[完全版]』


10日(月) 山の日
 猛暑の一日。最高気温は36.0度。午前中はまるごと保全隊の活動で水路ばたの草刈り。午後は少し事務仕事をして、メールで書類を送ってみる。

11日(火)
 今日も猛暑の一日。最高気温は36.3度。朝飯前に畦畔の草刈り、3時間。午後は弟が帰ってきたので、飲んで食べてあれこれ話をする。お盆の帰省ということだが、今年はコロナのこともあるので、弟一人だけ。

 まあ、平均気温のグラフを見ても、今が一年で一番気温が高くなる時期ではありますが、36.3度の中では田んぼ作業はとても苦しいので、どうしても早朝や夕方からの作業になります。で、まあ、こんな格好で草刈りしてます。ええ、疲弊しきった顔で申し訳ありません(笑)。

12日(水)
 朝飯前に畦畔の草刈り、2時間。午後は歯医者さんにいき、県事務所に書類を提出。

 夕方から、トッド・ダグラス・ミラー監督『アポロ11[完全版]』(2019)を観る。ええ、トム・ハンクスの『アポロ13』ではなくて、アームストロング船長とオルドリンが月面着陸したアポロ11号ドキュメンタリー映画。うーむ。こんなのが去年公開されていたなんて知りませんでした。ウィキによりますと、“この映画はこれまで一般公開されていなかった70mmフィルムを含むアーカイヴ映像のみで構成されており、ナレーション、インタビュー、再現等は一切含まれていない。映画ではバズ・オルドリン、ニール・アームストロングマイケル・コリンズらサターンVロケットの乗り組み員と地球のアポロ計画のオペレーション・エンジニアが中心となって登場する。”とあるように、実際に打ち上げや月面着陸の映像と音声のみのドキュメンタリー映画ですから、かえってドキドキしたりするのかな。1969年7月の月面着陸の様子は世界に中継されました。僕はもうすぐ8歳になるという年ですから小学二年生というところですね。(うーん、計算が合っているのかどうかもわからなくなってきているぐらい昔の話ですね。51年前!)ちょうど僕は友達のK君の家に遊びに行っていて、一緒に絵を描くというか、なにか紙に落書をして遊んでいたような気がするのだが、隣でK君のお母さんが、この中継を観ていて、「あ、今、月に下りたよ!ちょっと観なさい。」と言われてしばらくいささかよくわからない白黒映像を観た記憶があります。アームストロングとオルドリンは月面で2時間あまりも活動したんですね。で月の石を持ち帰ったりして、翌年の1970年の大阪万博アメリカ館で展示されて大人気になりました。ええ、人気がありすぎて長蛇の列となり2時間待ち3時間待ちはざらだったので、僕は見られていません。中継映像は白黒で画質もよくありませんでしたが、アームストロングが撮影した写真はカラーで、とてもシャープで美しいです。撮影したカメラはハッセルブラッドでした。
 アポロ計画の背景には米ソの冷戦や宇宙開発競争があるわけですが、マーキュリー計画ジェミニ計画アポロ計画と着実にすすめてきたわけですな。あ、いや、数々の失敗もあったようですが。今、ウィキを読んでいたら、こんな記述が出てきた。
 “ソ連は米国と宇宙開発競争を繰り広げたが、米国のサターンVに匹敵するN-1ロケットの開発の度重なる失敗によって初期の優位は失われていた。それでもソ連は米国に打ち勝とうとして無人探査機を飛ばし、月物質を地球に持ち帰ること(サンプルリターン)を試みた。アポロ11号の打ち上げの3日前にあたる7月13日、ソ連はルナ15号を打ち上げ、アポロ11号よりも先に月軌道に到達させた。しかし、月面へ降下する間に探査機が機能不全に陥り、危難の海に激突した。そのときの衝撃はアポロ11号が月面に設置した地震計に詳細に記録された。アームストロングとオルドリンが月面を離陸して地球への帰路につくおよそ2時間前のことであった。”
 知らなかったです。アームストロングが地震計を月面に設置する場面は映画でも登場してます。うーむ。これって当時のヒューストンでは知っていたんでしょうか。知っていたとすれば、また、これもハラハラドキドキものではありますね。ソ連はまあ悔しかったでしょうね。


13日(木)
 というわけで、まだ外は真っ暗だが、昨日は早く寝てしまったので、こんな時間にごそごそと起きだして、ブログの更新などをしている。やれやれ。