現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

稲刈りと現地調査と竜骨とビールがうまいこと


14日(月)
 終日、稲刈り。
 夕方、稲刈り終了後、大豆の圃場を観てくる。あと、もう少しでエダマメとしていただけそう。だけど、まだだな。

 夜、メール句会の俳句をひねって投句する。出来がよくないのは自分でもよくわかるのだが、あれこれ言葉をひねくっている時間は、楽しい。

 明日、田んぼの現地調査があるので、書類を調えておかないといけない。ところがまだ充分ではないので、今夜は徹夜して書類を作ろうと思っていたのだが、一日、稲刈り作業だったので、風呂上がりにビールをグビッとやってしまい、すでに精神はふにゃふにゃで、とても徹夜に耐えられそうにない。しかし、寝過ごしてしまっては、明日の現地調査が大変なことになる。徹夜をやめて寝るとして、何時に目覚ましをかけて起きればいいのか、それがわからない。ああ、とにかく寝るしかない。

15日(火)
 朝、3時に起きて、小一時間ほどウダウダしたあとは、猛烈に作業開始。我ながら自分の集中力にホレボレたぜ(笑)。8時ごろに一区切り。50ページほどにもなる作業日誌を完成させ、育苗日誌など、細々した書類を三種類つくる。プリントアウトしようとしたら、表計算アプリで枠線がたくさんあるので、インクジェットのプリンターがもう悲鳴を上げそうだぜ。結局10時過ぎまで仕事をして、そのあと作業所の掃除を少しする。
 午後は現地調査。ということで書類を提出して、あれこれ質問されたりして出来るだけテキパキと応えました。これが2時間半ほどあって(けっこう長い(笑))、30分ほど圃場や作業所・車庫・育苗した圃場の視察など。
 うーむ。書類の訂正箇所がいくつか指摘されましたが、まあ、これはなんとかすぐに直せそうだ。しかし、朝から猛烈に作業した書類の数々はあまり今回は関係がなかったみたいだが、まあ、それはいい。そのうち必ず必要になる書類だからだ。それはそうとして、いささか睡眠不足もあり疲れる。

 夕方、コンビニでビールを買ってくる。今日は爽かに好天の秋の一日だったので、肉体労働はしていないが、ビールはいつもうまい(笑)。

 ジャイアンツはマジック38だって。貯金24。笑える。笑えるが楽しいわけではない。カープはドラゴンズに快勝したらしい。というか8回裏のカープの攻撃からラジオを聴いただけなのだが、九里が活躍したようだし、3連敗を止めたし、鈴木誠也は3ランを打ったようだし、なんとなくうれしくなる。

 大相撲もはじまりました。遠藤と宇良を推してる僕ですが、幕下5枚目で今日勝って2勝0敗の宇良の活躍もなんとなくうれしい。幕下の相撲なのでラジオでも中継されないけれど。

 ここ二ヶ月の長浜市の最高気温と降水量のグラフを作ってみたら、なんだかおもしろい。ええ、最高気温も八月上旬をピークにゆるやかに下りはじめましたしね。弓なりになっています。8月9月は、平年よりかなり暑かったということもわかります。
今年の夏はエアコンをつけっぱなしにしたところも多かったように聞いていますが、その割に関西電力は電力不足を訴えることは一度もなかったですけどね。コロナ禍で、家庭での電力消費はたぶん上がっているでしょうけれど、企業・会社の電力消費が落ちているのかな?それとも動いている原発があるからなのかな。現在、九州電力玄海3・4号機、関西電力大飯4号機と高浜原発4号機が稼働していますね。僕は原発がコワイので、止めてほしいと思っています。放射性廃棄物の処分というか処理の問題もよくわからないし、古くなった原発の解体だって、ものすごく時間もお金もかかるし、本当に安全に解体できるのかな、そういう技術があるのかな?原発を解体したとして、その跡地はどうなるのかな?

16日(水)


 そういえば、先日の新聞のコラム。「竜骨」にキールとフリガナがふられているけれど、若いときに読んだ文章で誰かが「キール」って、言っていたような気がした。石川淳?まあ、いいや。「竜骨」というのは薬の原料になるそれではなくて、舟の構造材のあの船底の中央を船首から船尾にかけて通っているあれですね。『竜骨をもて』かぁ。カッコいいなぁ。
 昨日は爽かなお天気だったけれど、今日は曇り空。目の前の稲刈り、頑張ろう!