現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大麦の種の芒(のぎ)をとったり播種の準備のあれこれなど


24日(土)
 午前中はときどき雨が降ったりする。
 午前中はキッチンの蛍光灯の調子が悪いので、蛍光灯管の交換をする。40型と32型のダブルの蛍光灯なのだが、ホームセンターで買ってくる。LEDタイプのものもあったのでちょっと迷ったけれど、値段が3倍以上になっていたので、今度、蛍光灯全体の買い替えの時にLEDタイプのものにする予定で蛍光灯管にする。


 午後は大麦の種のヒゲ、芒(のぎ)を取るために昨日農協で借りてきた「モミパール」でヒゲ取りをする。ま、ちんたらとしか作業が進まないので時間がかかったが、なんとかきれいな種になりました。芒(のぎ)が多いと、大麦の播種の時、播種機(シーダー)の中で種がうまく落ちなくて詰まってしまったりするので、きちんと取っておくほうがいいのです。大麦のファイバースノウは、芒(のぎ)はけっこう立派なんですよね。


 夜は農事組合の中間認定会。


25日(日)
 もう少し天気が良くなるのかと思ったら、それほどでもなく、陽射しは出たけれど、雲が多くありました。
 朝から事務仕事を少し。そうして大麦の播種にむけてトラクタにシーダーをつけたり。ロータリーの水洗いをしたり。
 午後はトラクタのシーダーにつけた散布機の掃除をして液剤散布システムの点検など。
 それから大豆の圃場の畝間の草刈り。土佐打ち刃物の草刈り鎌、届きました。今度は前回のホームセンターの鎌に懲りて中厚の6寸の鎌にしました。むふふふ、切れる、切れる。太いアメリカセンダングサも一閃ですな(笑)。柄に何もシールが貼っていない実にシンプルなのが、逆に頼もしい。うーむ。そういえば昔の忍者映画には鎖鎌という武器がありましたね。雑草だらけになってしまった大豆の圃場で鎖鎌を使うニンジャになったような気分で鎌を振っておりました。疲れるぜ。


 夜、家族で外食。長女がまたしばらく日本を離れるという。このコロナの状況で大丈夫かと思うが、大丈夫だという返事。若い人の思いの強さにはかなわない。どうしようもないし、親だからといってどうこうするべきのものでもないのだろう。もう大人だし。しかし、コロナで欠航あいつぐ国際線の飛行機の都合もあり、まだいつ出発するかは決まっていないとのこと。うーむ。


 ここ最近、ちと事務仕事が増えている。頑張ります。


 もう十日ほど前になりますが、有機JASの認証がとれました、いや、まだ完全無農薬有機栽培米の3/5だけで、それも(転換期間中)です。いろいろ認証には厳しい条件があるのですが、二年間はきちんと条件を満たして、三年目から有機JASの認証がおります。うちはまだ収穫時期の関係で三年になっていないので(転換期間中)ということですが、実質的には10年以上有機栽培を続けています。使っていた苗箱の培土が化学肥料の入っていない土ではあったのですが、どういうわけか有機JAS認証できない資材でしたので、こんなことになってしまいました。「おいおい、頼むぜ」と言いたくなりますが、まあ、世間で有機JAS認証というのが、広く認知されていないのでこういう事態になったのだと思います。
 とうわけで、しばらくしたら、認証の取れた圃場のお米から発送するものには「有機栽培米(転換期間中)」のシールが貼られたお米を発送する予定です。ちょっとここ一年二年は表示がややこしくなりそうです。お米については同じなんですが。やれやれ。


26日(月)
 目が覚めたときはまだ暗かったけれど、少しまだ雲があるものの、よく晴れてきている。田んぼ仕事日和の一日になりそう(笑)。はい。田んぼの土を乾かすためにまだ今日は大麦の播種はしません。むふふ。


 それにしてもご飯の写真は難しい。ま、スマホで撮っただけの写真ではあるのだが・・・。あ、いや、少し彩度を落としています。