現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

終日の雨とあれこれ

 朝から雨。といっても起きたときは降っていなかったが、精米作業をしはじめたら降ってきました。
 というわけで、早朝から精米。昨夜、お風呂上がってから、うちの明日の朝ご飯のお米がない、と急に言われたんだけど、もう少し早く言ってほしい。
 そんなこんなで午前中は精米とお米の発送など。
 午後は松原始『カラスの教科書』(講談社文庫)を読む。SNSでお友達に教えてもらった本ですが、なるほど。おもしろい。しかしなんですな、京都大学の動物行動学の先生の文章は、みなさん文体がお茶目ですな(笑)。たぶんどうもそういう風土の、そういう気風の、研究室なんでしょう。おもしろいです。カラスはとくに身近な存在です。スズメも身近だけれど、近年激減しているそうですし、その激減も実感しています。百姓にとってはあとサギ関係も身近かな。あとヒバリとトンビか。もちろんいろいろ鳥はいますが、カラスほど身近な鳥はいませんね。ま、身近過ぎてカラスにはいろいろ迷惑も被っていますが(笑)。ま、みんな生きるのに一生懸命なわけで、知恵のあるカラスはちょっと有利かな?でも人間とはブツカリますね(笑)。


 終日、雨だったので、仕事もしたけど、ウダウダもしてYouTubeや聞き逃しサービスも聴いたりした。
 坂本龍一の『RADIO SAKAMOTO』を聞き逃したことを知って、ラジコのタイムフリーで聴いてみた。ちょうど哲学者で経済思想家の斎藤幸平氏との対談がおもしろかったです。なるほど、ベストセラーらしいですが、斉藤氏の著書も読んでみたくなりました。後半は教授のプレイリストがなんの説明もなく次々流れてきます。ノイズミュージックかと思うものもありますが、どうもBGMならいいですが、真剣には聴けない感じ(笑)。いや、けっこう真面目に聴いていたのですが。


 NHKの『クローズアップ現代』もYouTubeにアップされていて、「小さな農業 豊な暮らしとは?」という辻井農園の暮らしとドンピシャなタイトルだったり、言葉だったリが並んでいたので、観てしまう。最後の最後のところで、うちの商売の秘密も暴露されているような気がして、ビックリしたけれど、秘密でもなんでもないことがわかって、笑ってしまう。


クローズアップ現代 小さな農業豊かな暮らしとは?



 1976年の大瀧詠一NIAGARA TRIANGLE CONCERTの海賊版風の音源が上がっているのを見つける。これも初めて聞いたけれど、おもしろいなぁ。腕利きが集まっているんだけれど、ライブだし、盛んに楽しくアイコンタクトしながら演奏しているような気がする。ええ、楽しそう。どうもやっぱり大瀧さんが好きみたいだなぁ、私は(笑)。

1976 大滝詠一 NIAGARA TRIANGLE CONCERT(最後まで版)



 夜、奥さん、長女、次女という、(うちの女性陣の若手と)回るお寿司屋さんにいく。ええ、長女がフレンドマートで「go to イート」の券を、ダメ元で「ありますか?」と聞いてみたら、「ありますよ。」とすんなり買えたとのことでした。
 回るお寿司屋さんですが、回っているのはポップアップのメニューばかりで、その日のメニューから注文して握ってもらう、という形式になっていました。ま、これもコロナの影響でしょうね。はい。おいしくいただきました。