現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

精米とオータムコンサート


 文化の日。晴れの特異日
 昨日の雨が上がって、朝は晴れていたけれど、午後はだんだん曇ってくる。日が暮れてからは雨。


 今日はありがたいことに次々とお米の注文が入ってありがたい。昨日ご注文をいただいていた分の精米をして、長浜の本局から発送。今日いただいた分については、発送準備はすすめましたが、明日、精米して発送いたします。はい。辻井農園では基本、発送する日に精米しています。


 午後、歩いていける文化ホールで「プレミアム・オータムコンサート in 長浜 大植英次 with Frends」という催しがあったので奥さんと二人で出かけました。コロナ禍で、全席指定で客席は一つ置きにしか座れません。ホールに入るときにはカメラで体温チェックされたりアルコール消毒したり、マスク着用が必須だったりしました。
 もともとは大植英次さんが中高の吹奏楽部を公開指導する催しのようでしたが、今の状況ではそれも難しいので、このような形のコンサートになり、中高の吹奏楽部もいくつか招待されていたようです。プログラムもサキソフォントロンボーン、チューバの協奏曲や「ピーターと狼」に朝日放送の堀江政生アナウンサーのナレーションが入り、管楽器の皆さんは仮装なんかもして、おもしろかったです。演奏者は関西の交響楽団の人があちこちから Frendsが選ばれて30人弱の楽団です。いや、でもスバラシイ演奏でした。マルティーニの「Romance celebre」のアルトサックスのソロ(岩田瑞和子さん)など、不意打ちを食らったような美しい音色で、聴きながら泣けてきた。マスクをして聴いていたので、涙はマスクがみんな吸い込んでくれました(笑)。
 そうそう、だいたい席が最前列だったのです。うちの奥さんが職場の互助会から「まだ切符あるけど、どうよ。」と言われたときには最前列の席しか残っていなかったらしいです。でも最前列ならではの迫力もありました。
 アンコール曲は二曲でしたが、最後はラデツキー行進曲。一瞬、ウィーンフィルニューイヤーコンサートかと思いましたが(笑)、大植英次さんは観客席まで指揮して大いに盛り上げてくださいました。楽しかったです。


 というわけでホールから出てきたら雨が降っていて雨の中肩をすぼめて濡れながら歩いて帰りました。
 ま、まさか濡れて帰らなければならないとは思っていませんでしたが、文化の日だし、いい音楽を聴いたばかりなので、それもいい気分でした(笑)。
 「Romance celebre」は、こんな曲。って、みんな知ってる曲なのかな?こんなの顔の前の2mで吹かれたら泣いてしまいますがな(笑)。


J.P. Martini | Romance Célèbre | Julian van der Linden en Hilde Stolker