現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雨と昼寝と『鈴木家の嘘』

7日(土)
 朝のうちは曇り。でもときどき雨がポツポツと。昼過ぎから雨。
 朝、お米の発送。長浜の本局から発送して帰ってきたら、ちょうど父が苗代にする圃場を「こなし」終えたようなので、水洗いをして格納する。


 午後はなんだかんだで昼寝してしまう。なんだかんだで昼寝というのもおかしいが、雨だし、ちょっと休むつもりで蒲団にもぐったらしっかり眠ってしまった。目が覚めたとき、外は雨で暗いし、今、何時なのかさっぱりわからなかった(笑)。いや、やらねばならなかった仕事はあったのだが・・・。


 夜、野尻克己監督『鈴木家の嘘』(2018)を観る。何にも知らずにコメディ映画のつもりで観たのだが・・・。だいぶ違ってました。あ、いやドタバタというかコメディタッチのシーンもありましたが。岸部一徳, 原日出子, 木竜麻生、大森南朋、岸本加世子らが出ています。ひきこもりだった長男が自死して、残された家族の話、ということになるんでしょうけれど。舞台は中京地方なのかな。名古屋とか岐阜という地名が出てきますし、岸本加世子が名古屋弁(?)を一瞬豪快に喋ります。木竜麻生は新人なのかな?でも頑張ってました。
 映画の中で「分かちあう会」というのが出てきます。なかなか話せない胸の内を話して聞いてもらう、というボランティアの会なんですが、確かに誰にも話せないこと、話しにくいことは、誰にでもありますよね。ええ、こういうブログでうだうだ書いている私にももちろんあります。まあ、でも誰かに聞いてもらうということもなく、農作業をしながら、作物の生長を眺めながら、暑さ寒さの風に吹かれて忘れたりうっちゃったりしているんだなぁ。ほんとうにうっちゃってしまっているのかどうかは、自分でもわかりませんが(笑)。

8日(日)
 まだ外は暗い。雨は上がっているようだ。僕は大豆の畝間の草刈りをする予定だが・・・。土が乾いていればだけれど。どうかな。あとヘアリーベッチの播種にむけて溝切りも必要だし。
 さて、どうなるか。