現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

二日続きの満天の星空と『長屋紳士録』


24日(火)
 朝、トイレに起きたら、ちょうど新聞屋さんの配達の車の音。早速、取りに出たら快晴で満天の星でした!スバラシイ!と、一人で唸ってしまう。南東の空低く金星がギラギラと光ってました。オリオンも北斗七星も冬の大三角も。

 というわけで、明るくなるのを待ってビビ号の散歩に出て、日の出を拝み、朝のうちは精米など。
 その後、母をクリニックに連れていったりしたら、お昼になる。
 午後はいつものように畦畔の草刈りや、道路法面の草刈り。

 小津安二郎監督『長屋紳士録』(1947)を観る。やっとこれで小津映画も戦後の作品となりました。1945年が終戦ですから、撮影は戦後まもなくというところですね。72分の短い人情映画というところ。どうということはない映画ですが、焼け野原の東京にちょっとづつ建物が建ちはじめた頃でしょうか。生まれる前のことだし、東京だし、よくわからない。みんな演技が上手なのかどうか、わからないところがいいですな(笑)。でもちゃんと泣かせてくれます。なるほどなぁ。主演は飯田蝶子。この間観た『戸田家の兄妹』では女中をやってましたね。子役の名前は青木放屁なんだと(笑)。まいるなぁ。笠智衆がわりと若々しくやってます。歌も歌っていいですな。それから写真屋さんとして殿山泰司が一瞬だけ出ますね。笠智衆も出ればすぐわかるけれど、殿山泰司も出てれば必ずわかるなぁ(笑)。

 先週に続いてやってきた母のクリニックもコロナの影響で待合室の椅子が半分になっている。受付をすませると、看護婦さんに「たぶん一時間ほど待ってもらわねばならないので、外でお待ち願います。順番がきたらお電話します」と言われる。「じゃ、外の駐車場の車の中で待っていますわ」と車の中で待つことにしました。近所の人は家まで戻っているようだけれど。ちょっと大きな病院なんかに行くと、半日がかりで診察3分なんて話を聞くけれど、順番がきたら携帯に電話をもらえるのは、これはこれでいいかも。看護婦さんが車まで呼びに来てくださって、中に入ったら、すぐに診察してもらえました。ええ、もっとも先生との面談時間は尿検査の結果を聞いて、大丈夫でしたよ、と言われて、やっぱり3分でしたけれど(笑)。

25日(水)
 今朝も早起きしたので、トイレのあと外に出たら、またしても満天の星!星!星!お隣の玄関の明かりや街灯を避けて、ゆっくり眺めているとなんだかいよいよ星が見えてくる気がする(笑)。東の空、今朝もギラギラ光る金星の両側にうしかい座アルクトゥルスおとめ座のスピカが光ってました。スマホの「Sky Guide」で星の名前も位置もたちどころに判明してしまうぜ。
 快晴、無風。今日もまた田んぼに出れば仕事がはかどりそうです(笑)。