朝のうちは曇り。ほとんど無風。朝のうち少し事務仕事をして、畦畔の草刈りに出る。
この時期の田んぼ仕事としては、秋耕が一番なのですが、こちらは長男にまかせることにしました。僕は畦畔や田んぼ道の法面の草刈りに。一番早い稲刈りは8月末ですが、その後に伸びてきた分になりますが、けっこう伸びてきているんですよね。
夏の草はすでに枯れてきていますが、秋からの草は背の高いものはありませんが、緑色の大きな葉を地面の上に広げているんですよね。もういかにも高度の低い太陽の光をできるだけ受光しようという姿です。なんというかこういう合理的な姿に感心してしまうんですよねぇ。いや、こういう姿を選んだからずっと生き延びてきたのでしょうけれど。


それと先月15日に播種したヘアリーベッチを確認したら、なんだかきれいに発芽して伸びてきていました!今年は初めてシーダーで播種したのです。お天気のこともありますが、シーダーで播種すると覆土して転圧をかけられるのがいいところ。ヘアリーベッチの芽は名前の通りhairyで、細いのでわかりにくかったのです。近づいてよく観てみると伸びていました。しかもちゃーんと筋状に見えてます。ありがたいです。まあ、このあとどういう生長をしていくのかわかりませんが、順調に育って緑肥として立派になってくれるとうれしいです。

もっとも「潤沢な脱成長経済」というのものが現実としてどうなんだろう、とは思いました。もうひとつイメージがうまくできなかったので。半分ぐらいしかわからなかったかも(笑)。でもいろいろ考えるところはありました。
例えば。
今日のニュースで「改正種苗法が参院本会議で成立 海外への不正持ち出し禁止」というのが報道されていて、種苗法が改正されたわけですが、海外への不正持ち出し禁止はいいとして、農家が収穫物から採取した登録品種の種を次の栽培に生かす「自家増殖」の際にも、開発者の許諾が必要になるというように改正されました。

でも読みながらたくさん付箋を貼り付けました。いつも思うんだけど貼り過ぎだってーの。
