現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

e-Taxの準備とサーキュレーターと電気毛布と『悲しみの秘儀』と大寒

18日(月)
 午前中は接骨院
 午後は精米など。
 それから税務署に行く。これまで確定申告は、国税庁のHPで書類を作って、それを印刷して税務署に提出していたのだが、今年からe-Taxで申告することにしました。青色申告すると65万円の控除を受けられるのですが、今年からはe-Taxで申告すると65万円ですが、そうでないと55万円の控除ということで、10万円の差がつくようになりました。10万円は大きいですよね。あとe-Taxでの申告だとカードリーダーが必要だと思っていたのですが、マイナンバーカード方式だけでなくて、ID・パスワード方式というのもあって、これだとカードリーダーも必要ないです。で、ID・パスワードの交付を受けてきたわけです。ま、本当はマイナンバーカードで申告してほしいところでしょうけれど、普及もすすまないし、申告時の密も避けたいんでしょうね。
 ま、準備は整いましたが、これから収支のちゃんとした計算をしなくてはいけませんな。


19日(火)
 朝、起きたら三センチほどの積雪。終日、雪が舞う。
 朝の内は事務仕事をしたり、農家仲間の相談を受けたり。
 それからあろうことか、朝食を食べていたら、差し歯の前歯がぽろりとはずれる。やれやれ。鏡をのぞいたら前歯がないというのはなんとも笑える。これはイカン、とすぐに歯医者さんに電話してスーパーボンドでつけてもらう。いやはや。老いの影に襲われてしまったぜ。


 その後、年末ジャンボ宝くじの当たり券を持っていって換金する。で、その金を財布に入れてフレンドマートに買い物に出る。ビールと漬物を買う。


そうそう、書き忘れるところだったが、先日サーキュレーターを買ってみた。サーキュレーターといってもいわゆる扇風機だけど。どうもね、エアコンだけだと足元が寒いというか、冷たくなるんですよね。それでサーキュレーターで空気を攪拌することにしました。ええ、なかなかいい感じです。
 数年前に長年使っていた小さいな扇風機のモーターがイカれてしまって、そのままになっていたんです。冷房時、暖房時の空気の撹拌の大切さはよくわかっていたのですが、しばらくそのままになっていました。今回の腰痛はその辺りも原因の一つかなと思ったのでした。


 おっと、さらに書き忘れるところだったけれど、腰痛が出て奥さんが電気毛布を出してくれた。奥さんはもうずっと湯たんぽ派なのだが、僕もそれでまったく問題なかったし、どうも電気毛布も使ったことはあるがなんだかもうひとつと思っていたのだが・・・。出してくれたのは半身用の電気毛布。面積が小さくてお尻辺りから足下くらいの下半身用で、敷き毛布の下にいれて使うやつ。これがなんとも具合がいい(笑)。しかしなんだな、こういうものはいつまで使うのかということも問題になりますな。うーむ。早くあたたかくなってほしい。


 Facebookのお友達の投稿に刺激を受けて、久しぶりに日本語変換を「かわせみ」からアップルのライブ変換に切り替えてみました。ええ、今、ライブ変換で入力しています。長文で変換するならこれも悪くないです。変換精度も悪くないし。でもライブ変換なので、入力していくと次々と自動で変換していってくれるのだが、あとあと入力される日本語によって先に変換されていたところも訂正されながら変換されていくんですよね。だから自動で気持ちいいんだけれど、今、入力されているところと既に入力されているところにも気がいくので、割とあちこち目が動いてしまうんですよね(笑)。
 「かわせみ」も長文で一気に変換するのも得意だし、なんといっても辞書を鍛えに鍛えてきたので、今更日本語入力ソフトを変えられない気がする(笑)。もっとも「かわせみ」にしても管理工学研究所の「松茸」の時から鍛えてきてた辞書をずっと書きだして変換しながら積み上げてきたものですけどね。もうこうなってくると僕にとっては何者もかなわないということになってきますね。


 若松英輔『悲しみの秘儀』(文春文庫)読了。2015年に日本経済新聞に毎週木曜日に掲載されたエッセイをまとめたものです。学校の担任の先生が毎日書いてくださっていた学級通信のようなテイスト。面白く親しみを感じつつ読むことができました。たぶん和歌や詩がたくさん掲載されていたからかな。自分の頭で考えること。孤独って自分と話すこと、難しいことだけれど。


 相変わらず、ウダウダと長々とまとまりのないブログではある。

20日(水) 大寒
今日は二十四節気大寒です。
19日付の日本農業新聞のコラム。有馬朗人氏が参議院議員に出馬したときだったか、文部大臣になったときだったか、当時の職場の先輩が「やめといたら、ええのに。」とおっしゃっていたのを思い出しました。知らなかったけれど俳人でもあったのですね。なるほど。大寒の中の大石。いいねぇ。