3日(水) 桃の節句ひな祭り、桃の節句だが、新暦なので、このあたりではどこにも桃の花は咲いていない。やっと梅の花が咲きだしたところです。旧暦では睦月二十日ですね。旧暦の三月三日は4月14日ですね。これなら桃も咲いてます、たぶん。その点、二十四節気は地球と太陽の関係ですから、新暦でもあまり関係ありませんね。5日が「啓蟄」になります。
というわけで、今日は朝から事務仕事をし、精米をして、その後、奥さんと木之本地蔵にお参りに行き、その帰りに高月の駅近くの小さなケーキ屋さんでひな祭りのケーキを買いました。小さなケーキ屋さんは若いご夫婦でやっておられるようで、お二人とも真っ白のコック服とコック帽でしたが、旦那さんがちょうど赤ん坊を胸に抱いておられ、奥さんの方が対応してくださいました。ケーキ屋さんとしてはひな祭りは稼ぎ時でしょうからね、頑張っておられました。しかし抱かれて眠っている小さな赤ちゃんというのはちょっと見るだけで、穏やかな心持ちになるなぁ、いや、ほんと(笑)。
その後事務仕事をして、用事があったので長浜の街のほうへ出たので、その後慶雲館の盆梅展を観てくる。10日までだった。盆梅は入れ替えがあるので期間の終わりがけでも見ごろの梅が並んでいます。毎年観に来ているのだが、立派なものですな。で、今年も夏井いつき先生が選んでくださる俳句大会に三句、投句しようと抹茶と梅ジェルをいただきながら挑戦したのだが、これがあきまへんのや、さっぱり浮かんでこない(笑)。断食のためか自分でも笑ってしまうような句しか浮かばない。やれやれ。帰りにお土産コーナーで手ぬぐいと創刊30年になる地域誌「みーな」のバックナンバーを何冊か買ってしまったのだが、先にこれを買っていればもう少し浮かぶ俳句も違ってきたかも(笑)。ええ、私の場合、読書や他人の短歌や俳句からヒントをもらうパクリ俳句が多いので(笑)。
あれ？断食してたんじゃないの？三日目突入ではないの？とお思いの方もあるかもしれませんが、盆梅展の抹茶と梅ジェルであえなく断食は終了。結局、二日半という断食になりました。まあ、でもこれで胃や腸も休めたことでありましょうし、アルコールもなしに過ごしたので肝臓もすこしは休めたことでありましょう。二日半の断食で、いささか中途半端だが、去年は一日だけの断食だったので、それから考えると大いに進歩したと思いたい。盆梅展の帰りにコンビニによってビールを買って帰る(笑)。
ちょうど注文しておいた万年筆用のインクが届きました。パイロットの色彩雫シリーズの「露草」と「紺碧」と「天色」の小瓶。こうなるとちょっと色を試したくなりますね。それでガラスペンでちょっとづつ試し書き。あと持っていた「松露」「朝顔」「月夜」「山葡萄」「稲穂」も書いて比べてみる。あと「山栗」と「冬柿」というのもあるのですが、・・・。だいたい昔からこういうインクは黒かブルーを使う、ということなんでしょう。公式文書は耐水性 耐光性のある顔料インクということなんでしょう。でもいろんなメーカーがいろんな色のインクを出しているということは、まあプライベートならそこそこいろんな色でもかまわない、ということなのかなぁ、と。あんまり突飛な色はアレですけれど、ブルー系ならそこそこありかと思いました。それでちょっと小瓶を取り寄せてみたという次第です。今までは「月夜」と「朝顔」を使ってきてるのですが、陽気がよくなってきたら、また違う色にするかもしれません(笑)。
だいたい去年もそうだが、断食をやってみようと思ったのは、オオタ・ヴィン監督のインタビュー記事を読んだからです。最後の方にオオタ・ヴィンさんが年2回ファスティング（断食）をしている、というところがあったからです。すぐに影響を受けるんですね、あたしの場合。
まだ自分で観たこともない映画の予告編だけでなんだか感動してしまうなんて、ちゃんちゃらおかしいことはわかっているのだが、たくさん思うところがあったので仕方がない。ハリウッド映画だと、予告編が一番よかった、ということもあるみたいですけどね。ちいさなドキュメンタリー映画です。オオタ・ヴィン監督『いただきます〜みそをつくる子どもたち』(2017)の予告編にはいろんなバージョンがあるみたいです。
映画『いただきます～みそをつくる子どもたち』予告編
これはちょっと長いバージョンですね。長い分だけ詳しいです。
その続編の形で、『いただきます ここは、発酵の楽園』もありますな。こちらは自然栽培、無農薬栽培 有機栽培の百姓のスターも登場しているようですね。うーむ。ロードショーは無理でも、DVDででも観たいものですな。
映画の最後に流れるのは坂本美雨「星めぐりの歌」のようですな。このライブの動画もすばらしいなぁ。
平井真美子 + 坂本美雨 LIVE 『星めぐりの歌』『shining girl』
4日(木)
さて、今日もこれから精米の仕事からスタートします。確定申告のことが耳の後ろあたりでいつも気にはなっているのだが・・・。
