早起きして事務仕事をして、精米する。
庭の椿が咲いていた。昨日、桃の花だといってあげた写真だが、今日、母は杏の花だと言っていた。父は昨日桃だと言ったのだが(笑)。すこしネットで画像検索してみたけれど、どうも杏っぽい(笑)。
娘は学生なのだが、学校まで軽自動車で通っている。まだ高速道路を運転して走ったことはない。でも今日、用事で名古屋まで行かねばならないのだが、一人で高速道路を運転していく自信がない、というし、奥さんは送ってやれ、という。まあ、僕が運転してもいいがそれでは娘の経験にならないので助手席に乗ってナビゲーターをしてやることにする。あ、もちろんカーナビは付いているんだが・・・。名神高速道路は路肩もしっかりあって広いからいいんだが、名古屋の街中を走る名古屋高速は右からも左からも合流してくるし、出口も右側だったり左側だったりするし、なにより名神と比べると道幅も狭い気がするし路肩がなかったりして、コンクリート壁が近いのがどうも圧迫感がありますよね。まあ、そんなこんなで助手席に座ってやったのだった。ええ、すばらしいナビゲートぶりでWRCのナビゲーターにもなれるかも、と思ったことです(笑)。
で、娘が用事をすませている間、私はどうすればいいのか。街中を歩いてみる、運転しみるというのも、コロナでなんだかなぁ、と思いますし。名古屋の科学館のプラネタリウムが新しくなったということを風の噂で聞いたので、プラネタリウムを楽しもうかと思ったのだが、ネットで調べたら、今日は休館日だった。やれやれ。しょうがないので、とりあえず何か食べようと検索したらわりと近く、歩いて5分ほどのところに蕎麦屋さんがあったので、歩いて行ってみることにしました。あたりはわりと工場地帯で運河があったりしてます。なるほど。人気の蕎麦屋さんらしい雰囲気。「味くらべと小皿天ぷら」という三種の蕎麦が楽しめるセットにする。でも若いお兄さんが運んできて説明してくれるのだが、どうも、もひとつ三種の違いがわかりにくかったです(笑)。ま、そんなことはいいんですが、蕎麦はおいしかったです。とくに塩(岩塩なのかな?)がりがりと小さなミルでかける塩でいただいたのは、特に良かったです。あ、サクサクアツアツの天ぷらも思いのほかおいしくいただきました。
あとはまた駐車場に戻って1時間半ほどクルマの中で村上春樹『村上さんのところ』(新潮文庫)を読む。えーっと村上春樹が読者からの質問に応えるという体裁の本です。同じような体裁のは読んだことがあるのだが、えーっと『そうだ、村上さんに聞いてみよう』というシリーズが朝日文庫かどこかであったのを読んだことがある。同じ内容なら困るけれど、ひょっとすると同じ内容でもすっかり忘れていると何の問題もないのかもしれないし(笑)。1時間半ほどで読めたのは1/4ほど。途中、すこし眠ったし。一番笑ったのは(この手のものは笑いが大事ですよね。)ある植村直巳ファンの読者がなぜか『羊をめぐる冒険』を植村直巳の冒険話だと勘違いして読みはじめた話でした。
帰ってきたら、ちょうど長男が田んぼの荒起しから帰ってきた。稲刈りを終わったあと、あ、大豆の収穫を終えたあと、田んぼの荒起しをすることを秋耕というのですが、うちは大豆の収穫に難儀した分だけ遅れて、雪が降ってしまったので、何枚か秋耕できずにいたのを長男がトラクタで起こしてくれている。概ねできたので大豆あとの圃場の二回目の耕起もはじめてくれた。