現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

「コシヒカリ」の播種とリモートの結婚式


5日(月)
 朝、起きてすぐ催芽機の様子を観に行く。ハトムネ状態にはまだいっていないが、催芽機を止める。
 でもって、精米など。
 「コシヒカリ」の播種。500枚ほど。出芽機に入れるて芽出しする。

 午後は長男は荒起しにでて、僕は畔塗り機の爪を交換する。

6日(火)
 午前中は事務仕事と精米など。長男が先日有機肥料を撒いた圃場の荒起しにでてくれる。
 午後は僕も畔塗りにでる。畔塗り機の爪を交換したばかりだし、日曜日の雨で土も湿っているのでわりとうまく塗れた。ちょっとうれしい。

 先日、長女が結婚式をあげた。相手はウェールズ人の若者です。こういう時期だから結婚式だけ。披露宴はなし。もちろんうちの家族もこの状況下ではウェールズには行けないので、リモートでの参加。
 本物の教会での結婚式など見るのは初めてだ。娘によると「100年やったか1000年やったかの昔からある教会」ということだったが、100年と1000年ではずいぶん違うが・・・(笑)。丘の上に建つ教会は外観はけっこう痛んでいるが、中はきれいに整えられている。牧師さん(神父さん?)のスピーチやら、新郎のお母さんが聖書を朗読したり、お姉さんがポエムを読んだり、なんだか最初のうちはよくわからない(笑)。宣誓と指輪の交換はありました。それから牧師さんの犬らしいが、式の間中、犬が歩き回ったり、寝そべったりして、自由に動き回っている。参列者は向こうの親族だけで、あとはzoomのリモートでの参加。新郎の友人も新婦の友人もなんだかんだでリモートで様子を見てくれて、式の後では、いろいろ言葉をかけてくれていた。日本もコロナで大変だが、事情はUKでも同じですからね。花嫁の父としては、いろいろ思うところはあるが、というか、新郎とは一度30分ほど会っただけで、向こうのご家族のことも、わからないことばかりなのだが、まあ仕方のないところでしょう。幸せになっていってほしいな。

 写真がMicrosoftのOneDriveにアップされたので、早速ダウンロードしてみる。写真は新郎のお父さんの仕事仲間のカメラマンらしいが、いやー、実にきれいに写ってました。ウェディングの様子も二人のポートレイトも。プロの仕事だなぁ、と思いました。昔からプロとアマの実力差が大きいものとしては、相撲取りと囲碁や将棋の棋士が上げられることが多いですが、写真もぜんぜん違うんだなぁ、これが。特にウェディングや料理なんていうものの写真は差が出やすいかもしれませんね。

 えー、というわけで、UK のprime minister と日本国の総理大臣に、オソレオオクモカシコクモ、ちょっと申し上げておきたいことがある。あーたら、決して両国で戦争をするようなことがあってはいけませんぞ。いえ、両国が直接戦争をするのでなくても、どこの国とでも戦争をしてはいけません。日本の国の憲法では戦争を放棄しているのですが、集団的自衛権も行使できるというようなトンデモナイ解釈をする人が政治家の中にたくさんいるようなので、安心はしていられません。
 あーたらの仕事は国民が平和に落ち着いて暮らし、落ち着いて仕事ができるようにすることです。威張ったり、勇ましいことを言う必要はありません。いつの時代も、病気になる人や災害にあう人が出てきます。必ず、弱ったり、困ったり、貧しくなったりする人が出てきます。そういう人がいると世の中は不安定になりますから、みんなが落ち着いて暮らせるように税金を払っています。仕事に精を出していただきますようにカシコミカシコミ申し上げまする。

 民主主義(democracy)=なんでも暮らしよいがよい。