現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

筋肉痛と事務仕事と『谷崎潤一郎 性慾と文学』


18日(水)
 昨日の続きで午後からのことを書くけれど、午後から両腕、両肩の筋肉痛が出てきた。前日の苗箱を作業所の二階に上げる作業が原因ですな。朝からではなくて、午後から出てくるところが、老いでしょうか(笑)。でもいつだったか一日あいてから出てくるときもあったしなぁ(笑)。
 夜、先日から続いている事務作業も佳境にはいり(事務作業で佳境はおかしいか、山場を迎えのほうがいいですね)、長男に資料の数字を読み上げてもらって、僕が入力するということを2時間半ほどしたんですけれど、なんですな、両腕、両肩がバキバキの筋肉痛だと、集中してキーボードを打つのも疲れるというか、集中力がいよいよ続きませんな。でも山場は超えました。ありがたいです。


19日(木)
 お昼前に大雨警報が出て一時間半ほどざぁーっと降る。でもその後は止んで夕方に警報も解除。ちょうど雨の時に用事でクルマで外出したりお茶を買ったり。
 午後、千葉俊二谷崎潤一郎 性慾と文学』(集英社新書)読了。今日、届いたのですが、ちょっと読みはじめたら、どんどん読めて、最後まで読んでしまいました。ええ、性欲でなくて性慾です(笑)。学生時代に谷崎は一時期、よく読んだんです。どこかに当時の文庫本があるかと本棚を探したけれど、一冊も見つかりませんでした。おかしいなぁ?まあ40年前の文庫本で、カバーもかけてないので、見つけにくくなっているのか、古いので処分してしまったのか?一番最初に谷崎を読むきっかけになったのは『陰翳礼賛』です。丸谷才一だか、誰だったかの『文章読本』に谷崎の『陰翳礼賛』が載っていたんですよね。いやぁ、確かに名文だと思いました。ってほんとに名文だけど。まあ、ぜんぜん性慾とは関係ない文章でしたので、『春琴抄』とか『刺青』とかを読み出して、ちょっとびっくりしましたけどね。サディズムマゾヒズムというか、いけないものに触れてドキドキしたのは覚えています。でも、どれもこれもが名文なんだなぁ。ああ、でも『細雪』は未読なんだなぁ。市川崑監督の『細雪』も観てみたいと思っているのですが、もう絶対谷崎の文章というか小説を先に読みたいと思う気持ちもあるので、まだ観ていません。前にも一度書いた気がするけれど、文豪という言葉の響きに堪える作家といえばやっぱり漱石、鷗外、そして谷崎だなぁ。
 浪曲を聴いたり、落語を聴いたり、囲碁対局のテレビを観たり、すっかり「老い」というか、「枯れ」というか、肉体的にも、脳みそ的にも機能の衰えをあちこちで感じはじめている今日この頃ではあるのですが、谷崎の「性」に対する探求には頭が下るなぁ。どこかに谷崎の年譜もあったはずなんだが、谷崎の還暦の時の仕事を調べてみなくては、と思ってネットで検索してみたら、ちょうど『細雪』を書いていた頃ですね。やっぱり読まなくては。
 まあ、考えてみれば、「老い」も自然の摂理ですから、自然界のめぐる季節に身をまかせるしか仕方がないのですが、性欲もまた生き物にとって、というか、自然界の摂理そのものではありますね。まあ、ですから若い人はもちろん、中高年にも「性欲を侮るなかれ!」といっておきましょう(笑)。ま、私の場合性欲に侮れられているかもしれませんが(笑)。
 そういえば。
   吾未見好徳如好色者也。(『論語』子罕第九)
   吾れ未だ徳を好むこと、色を好むが如き者を見ざるなり。
   私はまだ、徳を好むこと、女色を好むようにする者を見たことがない。
と、孔子先生もおっしゃってますね。



 オリンピックが終わってプロ野球も再開されましたが・・・。カープも今日は久しぶりに勝ちそう。いや相手はドラゴンズだからわからないけれど。どうも赤いカープは青いチームに弱い気がする。ってドラゴンズとベイスターズだけど。今日はこのところ一番打者の野間が活躍しました。ま大瀬良のピッチングもすばらしかったけど。
 日本で赤いチームといえばカープだけれど、メジャーではエンゼルスだけど、大谷翔平選手投げて勝ち投手で8勝目。打っては40号ホームラン。ほんとこの調子なら、春に誰かが言っていたけれど、10勝、50HRで、ピッチャーがホームラン王になってしまうかも。まさかね。そんなことはね。と思いつつちょっと期待してしまう。怪我だけはしないでね。充分気をつけテェ、チョウダイ!ええ、財津一郎風に読んでくださいね(笑)。