現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大豆に除草剤と稲刈り前の畦畔の草刈り


 朝早く起きる。無風なのを確認して、大豆に除草剤をまくことを決断。前回の散布の時、諸般の事情で散布せずに残しておいた圃場90aのうち80aに散布。10a分残したのは、すでに莢ができているので、あともう少しで枝豆として食べられそうなので、その分の一枚は散布せずに残したのです。今日の除草剤は収穫45日前までに使える薬剤です。大豆の収穫は11月なので、まだ50日以上はありそうです。でもほとんど無風状態だったので、ありがたかったです。
 無農薬の有機栽培はもちろんですが、慣行栽培の農協へ出荷する作物でもできるだけ薬剤は使わないようにしていますが、今年はこの時期の散布をすることにしました。去年まで二年続けて雑草でほとんど出荷できなかったので。今日散布しなかった一枚の圃場は10a弱なので、草刈りをしてなんとか出荷できるようにするつもりです。
 その後はセット動噴の後始末。薬剤を使うと、この手の後始末もしっかりきっちりしておかないと、次また別の薬剤を使うことになるかもしれませんから。なにかと気を使うことになります。

 午後は畦畔の草刈りに出る。自走式の畦畔除草機は長男にまかせて、僕は刈払機を使う。日没まで。これでまた少し稲刈りもしやすくなったと思うけれど、ま、またすぐ生えてくるんですけどね。

 草刈りをしていたら畦畔にニラが自生しているところで、コアオハナムグリがニラの花粉に頭をつっこんだまま動かずにいる。なんだかこの背中の模様が好きなんだなぁ。けっこう毛も生えているんだけれど、緑色に金色の模様がなんだかちょっと落書のようで好き。