現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大麦の播種に向けての溝切りと溝をつなぐことと乾燥機のトラブルと新しいプリンタ


16日(土)
 朝から晴れたが、夜は雨になって、寒冷前線が通過して、その後はグッと冷えるらしい。
 午前中は大麦の播種の準備で溝切り。といってもトラクタで溝切りをしているのは長男で、僕はトラクタの培土板で切った溝をつないだり、畦畔の草刈りをしたり、目印の棒を立てたり・・・、といった作業。
 午後もまた溝切り。午後にはもうすっかり曇ってしまっていて、ああ、雨が降るな、っていう感じ。
 それで雨が降って土が濡れると、重くなるので、鍬仕事、スコップ仕事はたちどころにつらくなります。それでなんとか、と思って、草刈りの後の溝をつなぐ作業で頑張ったのですが、時間切れもあり、疲労困憊もあり、二枚は溝切りできずに終わる。うーむ。
 いつものようにお風呂上がりにビールを飲んでテレビのニュースを見ているうちにいつの間にか、いつものように居眠りをしてしまい、ふっと気がつくと身体が冷えきっていた。気温がぐっと下ってきました。天気予報通り。

17日(日)
 朝のうちはまるごと保全隊の仕事で草刈りに出る。2時間ほど。雨が心配されたが、朝方には止んで、青空も出てきました。ただ風は冷たく、気温はグッと下りました。
 その後は精米などして、お米の発送。長浜の本局まで。
 午後は残っていた籾擦り。稲刈りが終わったので、しばらく置いておいてゆっくりやればよいかと大麦の播種の準備に入ったのだが、いつまでも置いて置くわけにもいかないし、夜の雨で土も濡れているかも、と思って籾擦りをやってしまうことにしました。作業所の二階のタンクに上がっている分をサクッと終えて、「乾燥機の中の籾をタンクに排出しておいて」と長男に頼んでヌカ(もみ殻)捨てに出ようと思ったら、乾燥機のモーターが過負荷で動かない。やれやれ。乾燥を終えて一週間ほど籾を入れっぱなしにしておいたのだが、ちょろちょろと籾が漏れて下部らせんのところをいっぱいにしてしまったらしい。底を開けたり、掃除機で籾を吸い出したりしたけれど、その度に籾が漏れでてくるので、結局、モーターは回らない、やれやれ。農機センターのK君に電話して明日、観てもらうことになった。
 仕方がないのでヌカ(もみ殻)捨てのあと、昨日、繋げなかった溝を長男と二人でつなぐ作業をする。雨でもっと濡れているかと思ったけれど、思いの他、よく乾いていた。スコップ仕事、鍬仕事になるので、とても体力を使うので、一人でするとすぐ休憩したくなるのだが、二人でするとそうそうも休んでばかりもいられないので、時間は1/2どころか1/4ですませることができました。ありがたい。

 新しいトラクタを買ったのは前回書いたけれど、実は新しいプリンターも買った(笑)。新米の販売、発送関係でいくつかプリントアウトする必要があったのだが、こういうなにか差し迫ったときに限って、壊れるものですな。ずっとインクジェットのプリンタを使ってきたけれど、すぐにインクはなくなるし、その少量のインクが馬鹿高いし、よく目詰まりなんかもするのにイライラすることもあったので、今回はカラーのレーザープリンター複合機にしました。Canonの一番安いやつですけど。そんなのあーたに必要なんかい!とツッコまれそうですけど(笑)。取扱説明書は不親切だし、Macと繋ぐことはあまり考えられていないのかな、最初の設定でいろいろ苦労しましたが、無線LANで接続できました。
 昔はアップルコンピュータの製品どおしだと、ドライバーがすでに内蔵されているので、カチッと線を繋げば、すぐに動いたのです。(AppleTalkというアップル純正のLANプロトコルがあったんですね。)それが他社の製品と繋げようとするとドライバーのインストールからなにから、ややこしかったのですが、それがまた楽しかったりしたのでした。
 近ごろは、というかMacOS X になってから(MacOS X になったのは近ごろではない!とツッコまれそうですが)、すっかりコンピュータやインターネット関連の進歩に取り残されてしまっている。まあ、そんなことは当たり前のことなので、いいか。昔、初めてMacを買ったときもAppleにはLaserWiterというPostScript対応のプリンターがあって憧れでした。でもこのLaserWiterはCanonのLBP-CXというレーザープリントエンジンを利用していたんですね。そんなかすかな記憶もあってCanonの製品にしたんですけど、Canonはもうすこし取扱説明書の作り方にがんばってほしいところです。

 巷では、最近、ジョッキ缶なる缶ビールが流行っているらしい。そんなのあーた、いつの話や!とツッコまれそうですけど、頂き物で昨日、初めて飲んだんだから仕方がない。でも飲んでいたら、奥さんが「あ、ジョッキ缶!」と言ったので、やはりそこそこ流行っていたんだろうな。どうも口が全開になるので、ワンカップのお酒のように飲めるらしい、ゴクゴク飲めて、泡もよく出るらしい。でも何にも知らないものだから、いつもと同じようにグラスに注いで飲んでしまった。いつもと同じスーパードライなのでありました。
 こんな風に直接畳の上に缶ビールやグラスを置いてはいけませんな。