現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大豆の圃場の畦畔の草刈りとおしゃべりと歯磨きのことなど


 やはりこのグラフを見ると10月17日、18日あたりでガクンと気温が下がっているのがよくわかりますね。というか最高気温の平均値を見るとそれまでが異常に気温が高かったということもわかりますしね。そうして9月の下旬から降水量が少ないこともよくわかります。おかげで稲刈りも大麦の播種もなんとか無事に終わることができました。でも大麦の発芽のためにはもう一雨ほしいところ。そうしてその後の大豆の刈取りのためにまたしばらく晴れてほしいところ。ま、そうそう都合よくはいきませんが。


5日(金)
 朝から精米など。
 父が来春にプール苗代をする家の前の圃場を「こなす」(水を入れて代かき作業です)というので、トラクタの培土板は外して準備する。いや、もちろん苗代の準備には早いのだが、まあ、父は天気がいいし、じっとしていられないらしい(笑)。まあ、もう父はいくつになったのか、わからないくらいなのだが、まあ一生を米づくりで過ごしたような、米づくりを通して人生を作り上げてきたような人なので、まあ、そういうことなのだろう。

 お昼前に知り合いの若い奥さんが二人お米を買いにきてくれた。ずっとうちのお米を食べていただいていてありがたい。しかもお子さんがご飯(白飯)が大好きで、しかも今ちょうど食べ盛りで、とにかくたくさん食べてくださるということらしい。ますますもってありがたくうれしい。いや、そういうお子さんなら間違いなく賢く健康で男前や美人さんになるのは間違いないでしょうな。むふふふ。お二人とも若い頃からよく知っているのだが、とにかくよく喋るのでいつもタジタジになるが、それも楽しい。

 午後はヘアリーベッチのタネを農協にとりにいったり、大豆の畦畔の草刈りに出る。

 夕方は歯医者さんに。歯磨きの仕方を教えてもらう。どうも私の歯磨きは内側が磨けていないらしい。歯の奥の方の内側は歯ブラシを少し立ててブラシの前の角の部分で、歯の前側の内側はブラシの後ろの角の部分を使って磨くのだという。さらに鏡を見ながら一本一本磨けと。歯周ポケットを意識しろと。ただでさえ加齢で歯茎は下がってくるので、しっかりマッサージするつもりでやれと。できたらフロスも使えと。いろいろ叱咤激励される。ま、すでにいろいろ手遅れかもしれないが、頑張るしかない(笑)。

 山の上の方ではもう紅葉が始まっているのがわかるし、このあたりでもサクラの葉っぱはもうずいぶん落ちてしまったし、ケヤキも色づいてきているのだが、どうも今年は鮮やかさがなくて、茶色っぽくなってますな。初秋のころが暑かったからなぁ。どうも寒暖の差が足りなかったのかも。うーむ。

6日(土)
 今日からは緑肥のヘアリーベッチの播種をする予定。反当たり5kg播種するのだが、けっこうな量になってしまった。うーむ。こうなるとしっかり発芽して、春にはどんどん盛り上がって繁ってよい肥料になってもらわないと困るのだが・・・。うーむ。