現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

風が強くて寒いことと精米と大豆の乾燥機を組み立てること


9日(火)
 朝、目が覚めたときには雨が降っていたけれど、その後すぐに雨は止む。でも終日風が強い。
 昼過ぎまで精米など。
 午後はお米の配達が一件。

10日(水)
 なんだか晴れたり曇ったり。でも終日風が吹く。夕方などは風が冷たくなって強く吹いていたので、ふるえましたぜ(笑)。
 午前中は精米など。
 午後は農協と滋賀銀行へ行ってお金の振込と記帳など。もともと米の消費が減ってきているところへコロナ禍でさらに米が余るようになってきて、生産者米価が下がっている。こういうことは去年からすでにわかっていて、下がりまっせ、下げまっせ、といろんなところで言われてきていたのだが、(先の衆議院選挙でも少し争点になっていたりしましたね。もっとも争点になっていると思っていたのは農家だけですけれど。)実際に大幅に下落して、通帳の残高を睨んでみると、身体の中にもやはり冷たい風が吹き抜けるぜ。ま、通帳を睨んでみても残高が増えないんだけど、睨んでみたくなるんだなぁ。しかし、通帳残高の話なんて、このブログにはふさわしくないですな(笑)。

 明日、明後日と汎用コンバインを貸してもらえそうなので、大豆の刈取りをする予定です。好天を期待してるぜ。
 それもあって古い平型の乾燥機を組み立てる。今は省スペースで乾燥させる穀物を循環させる縦型の乾燥機が主流ですね。うちもお米は縦型の乾燥機を使っていますが、豆はこの古い乾燥機を組み立てて使っています。この乾燥機は母方の祖父祖母が使っていた乾燥機で少なくても40年は経過していますな。ひょっとすると50年かも。まあ、でも大豆の乾燥にはまだ使えそうです。今まではすべてずっと自分のところで乾燥調整して出荷してきましたが、今年は刈取った生の大豆のまま農協のライスセンターの乾燥機へ少し持ち込もうかと思っています。ま、来年のタネのこともあるので、自分のところで乾燥することも必要なんですが。