29日(月)
午前中、精米など。
午後は事務仕事。
30日(火)
午前中は村の農談会。今年の状況・反省と来年に向けてあれこれなど。
午後は精米など。夕方、ホームセンターで米の袋をあれこれ買ってみる。夕焼けがとても鮮やかでした。
1日(水)
午前中は精米など。注文しておいた5kg入りの米の袋が届く。
午後は事務仕事など。
2日(木)
朝、犬の散歩に出たら、県境の山々だけでなく、近所というか地域の周りの山々も白くなっていた。
午前中は精米など。朝、注文しておいた米の発送用の段ボールが届く。
午後は普及所のKさんとあれこれ話をする。有機栽培大豆、有機JAS認証大豆についてや米の品種のあれこれなど、いろいろ話をする。
雨上がりだし、明るくなったばかりだし、山は白くなっていたし、この時期でも奥さんはプランターや庭に花を咲かせているし、あれやこれや久しぶりにシャッターを切る。
それから。
朝、散歩から帰ってきてラジオを点けたら、歌人の島木赤彦の歌が紹介されていて、思わず聴き入ってしまった。赤彦は長野県の諏訪の人ですから、「夕焼空焦げきはまれる下にして氷らんとする湖のしづけさ」の歌の解説をされていました。確かに僕も上手な歌だとは思うけれど、もう一つでしょ、なんて思ってしまう(笑)。
島木赤彦といえば、私の中ではこの一首。
最近の小学校ではどうだかわからないのだが、うちの子どもたちが小学校の頃は先生がよく暗唱をさせてくださっていて、暗唱は先生でなくて、親が聞くシステムなんですね。で親はきちんと暗唱ができていれば、プリントというかカードに○をつけてコメントを一行か二行するのです。一時期、子どもたちがよく僕のところに暗唱をしに来てくれていたし、部屋で大きな声で暗唱の稽古をしていたりするのを聞いたりするのが、とても良かったんですな。なんだろうな幸福感がありましたね。プロ野球中継なんかを観てるときに「暗唱きいて!」とやって来るのですが、どんなに接戦でいい試合であってもテレビのプロ野球中継を消すことになんの躊躇も覚えなかったです。
いや、でも今の子どもたちを見てると、あの暗唱はなんだったんだ、というくらい詩や歌の影響のなさそうな様子ですけど(笑)。まあ、自分のことを振り返っても、こういうことはなかなか外に出てくるものでもなさそうだし。 “ 心に沁みて生きたかりけり ”は赤彦が胃ガンだったかになった時の歌なんですよね。だから、まあ、それはそれで、よくわかるんだけど、健康であってもさらに生きる力が湧いてくる感じです。『梁塵秘抄』の「我が身さえこそ動がるれ」ですな。
という具合にごった煮のような文章というか、ブログになっています(笑)。
有機栽培米「みどり豊」は完売いたしました。ネットで直売している農家でないとなかなかわかっていただけないかもしれませんが、これまた心ふるえるほどうれしいことです。ありがとうございます。「コシヒカリ」も「秋の詩」もよろしくお願いいたします。