7日(金)
午前中は耕作者会議で来年の転作について話す。
午後は事務仕事をするはずが、フランシス・ローレンス監督『コンスタンティン』(2005)を観る。うーむ。キアヌ・リーブス。レイチェル・ワイズもいい感じ。でも映画としては、なんともよくわからない映画でしたな。うーむ。こっちにキリスト教の知識がありませんからね。
だめだな、まだ正月気分がぬけないらしい。
8日(土)
朝は冷え込んだけれど、その後はよく晴れて風もなくてあたたかい一日となりました。ありがたい。
午前中は精米など。長浜の本局へ発送しに行って、帰りに長浜の観光協会に寄ってみたけれど、休みでした。あははは。土曜日だっつうの。
帰りにお茶屋さんに寄ってお茶をかったらお正月なので福茶をいただく熨斗に鈴がついていて、なかなか華やかです。
午後は母にスーパーへ連れていけ、といわれて買い物につれていく。それから高校ラグビー決勝を観る。東海大大阪仰星高校と国学院久我山高校。いいゲームでした。大阪仰星の方がすこし力があったような気がしたけど、いいゲームでした。
正月気分ということで、なんとなく選んだ「米揚げ笊(いかき)」
YouTubeにはいくつも枝雀さんの米揚げ笊は二種類の音源であがってますね。ええ、私の持っている音源もその中の一つです。「笊(あるいは笊籬)」は「ざる」のことだそうですが、うーむ、このあたりではまったく使わないので、わからない言葉でした。落語の前半の道中のところは「池田の猪買い」と同じところもあるし、どっちが先かはわかりませんけれど。
米揚げ笊というのは、米を洗う、研ぐときに使う「ざる」ということなんでしょうか。験を担ぐ、とか、縁起がいい、とか、吉兆である、みたいなことは、米農家としてはほとんど気にしないのですけれど、、米相場、米の値段が上がるとうれしいな、と令和三年産米の生産者米価を思いつつ聴いておりました。
正月だから酒の噺。「親子酒」。
私は「爆笑王」というような言い方は嫌いですが、枝雀さんは好きです。落語を聴くようになったきっかけの噺家です。小米から枝雀になってすこし芸風が変わって、マンガチックや、大げさにすぎる、という話もあるのはよく承知していますが、そういう批判はなんだか「嫉み」のように思ってしまうほど、うまい落語家だと思います。もちろん枝雀さんの師匠の米朝さんのも格別です。
「親子酒」とか上方落語のムードと江戸落語のムードとやはりちと違いますよね。もともとは上方の噺らしいです。小さんさんとか馬生さんなんてのも上品で味があっていいんだけれど、米朝さん枝雀さんの噺とはまた違いますな。ま、好みはそれぞれでしょうな。酒についてのマクラも上方の方がバラエティに富んでいる気はします。でも馬生の酒の噺は格別だな、うまい。上品で笑える(笑)。ほんまに笑える(笑)。