現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

畦塗りと法事とオトナ


2日(土)
 朝から畦塗りに出る。昨日とかわって風もすくなく穏やかに晴れました。確認してないけど、そろそろ近所のソメイヨシノも開花しているかも。
 お昼前に長男と交代して、私は法事と骨納めに。
 長男が頑張ってくれて、なんとか畦塗りも終えられたようです。ありがたい。

 4月から18歳から成人になりました。「18歳、いざ成人 大人の流儀 ローン契約可能/国家資格取得/裁判員選出」などと一日の中日新聞の見出しが躍っていました。ま、しかし、18歳に大人の流儀を求めるのは酷だろう、というか、だいたい大人の流儀なんてものがあるのかさえあやしい。「常識・良識がある」「自分で責任を負える」「周囲に気遣いができる」なんてことが、成人というか大人に求められることの最初なんでしょうけれど、そんなことは誰だってわかっているんです。でも人間は失敗する。誰でも失敗する。あるいは真面目にやっていても理不尽なことに巻き込まれてシンドイことになることもあります。失敗もし、世の中のいろんなことを見聞きしてわかってくるのが大人の流儀だろうし、そういう人は「大人の流儀」なんてカッコつけた言葉は使わないものだ。うまくいかなかったり失敗したと気づいた時にちゃんとやり直せる世の中にしておくことが大切じゃないかなぁと思います。40歳でも50歳でも、いやいつだって失敗するわけだし。それこそが成人の年齢を下げるという大人の責任だと思います。
 ああ、いやだいやだ責任なんて言葉を自分で使うと、それだけで身体がこわばる感じがする(笑)。まあ、自分がいかに無責任な男かということの証ですな。私は学校という仕組みあることだし、学校を卒業して(あるいは中退でも)働きだしたらもう成人にしたらどうかと思っているんですけどね。ま、若い人の失敗のフォローが大切だし、義務教育のことや格差社会のことも同時に考えてもらわないといけない気もしますが。

3日(日)
 相変わらず「To doリスト(やるべきことリスト)」はどんどん消してはいるけれど、どんどん増えてもいるなぁ(笑)。忙しくあわただしい春です。