現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

畦畔の草刈りと猛暑と「長浜盆梅展投句集」と六月尽となぜ時の流れはだんだん速くなるのか

私らな梅咲くころがすきですねん 梅の宿もりこすばかりの湯に入る 今日も早起きして田んぼに出る。朝の通勤のクルマがどんどん増えていき、また減っていくのを眺めながら畦畔の草刈り。
 遅い朝食とも早い昼食ともいうような中途半端な食事をとって、休憩と事務仕事。今年も有機JAS認証の申請の準備で分厚い書類を作ることになりそうだが、ちょっと心の準備が必要です。
 午後は長男が溝切りに出てくれる。僕は大豆の圃場の中打ちに出ようとトラクタに中耕カルチをつけてみたけれど、なんとカルチの爪が4本折れているのを見つける。うーむ。三日前に見たときには気がつかなかったのだが・・・。やれやれ。農機センターのKくんに電話したけれど、届くのは来週になるという。気がつかなかった私が悪いので、仕方がない。カルチを水洗いして、また昨日まで活躍してくれた中耕除草機も水洗いして格納する。中耕カルチのチェーンケースなどのギアオイルの交換もしなくてはならないことに気がついて、オイルを買ってくる。ああ、もうオイル交換をする気力が暑さで萎えて、明日の早朝に交換することに。

 今日の長浜市の最高気温は35.1度。六月の観測史上最高だそうです。暑いはずですわ。でも気象庁のデータを見ると、滋賀県はあちこち軒並み六月の観測史上最高ですね。うーむ。

 長浜市観光協会から夏井いつき先生が選者の「長浜盆梅展投句集 令和4年1月9日〜3月10日」が届く。このところ「秀作」への入選が続いていたのだが、今回は逃しました(笑)。でも「佳作」に二句が採られていました。三句のうちの二句が佳作ですから、ありがたいことですね。同様に二句採られている方もおられますね。むふふふふ。

 そんなこんなで猛暑の中、六月が終わる。ああ、一年の半分が終わるぜ。時の流れは加速度的に速くなりますな。
 昔、誰かからその理由について説明を受けた。「10歳の少年にとって、1年間は人生の1/10。還暦の人にとっては、一年間は人生の1/60。物理的な時間の流れのスピードは不変でも、人の意識や記憶の中では、一年の時間の流れの感覚は6倍になっているんですよ。」本当かなぁ(笑)?だんだん脳に記憶できる量が減ってきているから、あるいは脳に記憶されているはずのことを思い出すことができる量も減ってきているからなんじゃないか、という気もするし。要するに記憶の密度の問題じゃないかと。理論物理学者か、脳科学者(どうもこの名称はうさん臭い感じがしてしまうけれど)のご意見を聴いてみたいです。