現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

今日も終日、大豆の土寄せ作業とチドメグサ


 今日も終日、大豆の中耕・土寄せ。
 朝早くから夕方まで、長男と交代でノンストップで10時間ほど。でも4枚の圃場しかできていかない。
 でも天気が良くなってきて、今日もカンカン照りでしたが、すこし風が吹いたのがありがたかったです。

 明日でなんとか大豆の土寄せも終えられそう。よく見ると大豆に花が咲きはじめています。この「里のほほえみ」という品種は白い花なんですな。前の「オオツル」はすこし紫がかった色でしたが。
 花が咲きはじめると中打ちや土寄せ作業もだいたい終りです。花の時期までに終えるというのが基本らしいです。ま、だいたい基本通りにすすめることができそうです。もっとも雑草は中耕(中打ち)や土寄せの隙を狙って生えてきてしまいますが。


 大豆の畦畔に一部「チドメグサ」がグランドカバープランツみたいに、畦畔を覆っていた。ちょっとうれしい。以前からこのチドメグサが畦畔の土を覆って、他の草が生えてこないようになるとうれしいな、と思っていたので。雑草対策ですね。ま、背の低い草なのでそのうちなにか背の高い草も生えてくるでしょうけれど。
 チドメグサはホントに旺盛な繁殖力ですが、芝生に混じって生えてくると厄介な草として評判が悪いみたいですけれど、田んぼの畦畔に生えてくる分には、いっこうに作物の栽培の邪魔にならないし、僕はそのたたずまいも好きなのでした。今、ネットで「グラウンドカバーに最適な植物」を検索してみたけれど、誰もチドメグサをあげていませんね。でしょうね(笑)
 でも他の雑草と一緒に刈り払っても、真っ先にしっかり伸びてきますね。刈ると独特の匂いがしますが、それも嫌いな匂いではありません。名前のとおり「血止め」できるのかどうかはわかりませんが、子どもの頃、なんどか傷口に葉を揉んでひっつけた記憶はあります。