22日(月)
もう22日なんだ。焦るぜ。このところラジオでも秋の気配になったとか、秋を感じる、っていうような話題を何度か聴く。
早起きしてビビ号の散歩につきあい、軽く朝食をとってすぐに田回りして水の様子を確認して、畦畔の草刈り。「コシヒカリ」はもう尻水戸を切って落水して土を乾かします。「秋の詩」や「みどり豊」は今、出穂してきているところなので、水が必要なので、気をつけないといけません。畦畔の草刈りは今日は有機栽培の圃場。今年もまたけっこうヒエが圃場に生えてしまった。うーむ。
長男はコンバインの掃除をしてくれて、いつでも出動できるようにしてくれる。
大豆を播種したときタネが少し残ったので、奥さんがプランターに播いておいたら、それなりに大きくなってきた。花が終わって、小さな莢ができていますね。これからどんどん大きくなってきて欲しいです。圃場の大豆ももちろん莢がついて大きくなってきています。このプランターの莢に気をつけていれば、枝豆の時期を逃すこともないかも。
昨日から広沢虎造の『清水次郎長伝』を聴いている。なるほどねぇ、おもしろいねぇ。順番がよくわからなかったので森の石松のあれこれから聴いているのだが、だんだん順番がわかってきて、番号を振ったりしました。
「あんた江戸っ子だってね、食いねぇ、寿司食いねぇ」というところが出てくる「石松三十石舟」とかしみじみ聴いていたら「馬鹿は死ななきゃ直らねぇ!」なんてのも出てきました。このセリフは子どもの頃から知っていましたが、石松のことだったんですね。ケンカは滅法強いんですが、バカで人情家、でもスジはきちんと通す、という役柄ですね。
あたしゃ、ジョージ秋山の漫画『浮浪雲』のファンでしたが、『浮浪雲』にも次郎長が登場した回がありました。でも品川宿の問屋場の頭である雲さんからすれば、清水次郎長なんて、田舎もんという扱いでした。なるほどなぁ、と思ったものでした。東海道一の大親分といえども、江戸の品川の問屋場の雲助の頭である雲さんにはかなわないわけです。雲さんの指図で東海道の雲助がみんな動くという設定なんですな。ゆるい生き方の雲さんには憧れましたが(笑)、ずるいんですよね、雲さん。剣の達人で、権力も持っているんですもん。雲さん、そりゃぁ、あーた、ずるいよ。と誰もがいいたくなります(笑)。
任侠といい、男気といい、男だてといい、弱きを助け強きをくじくといい、義理人情といい、・・・。でもやっぱりどこかでやくざもの、博打打ち、の暮らし方にはなじめないところもありますなぁ。本当のところはどうだったのか、ということもありますし。
森の石松は、ケンカが強くてバカだけれどもいい男、ということになっていますが、講談や浪曲で脚色されているわけですが、ホントのところはどうだったんでしょうねぇ?強い男ってどういうことなんでしょうねぇ。ケンカが強いというだけではだめでしょうねぇ。強いというのは何かを守っているんでしょうねぇ。自分を守れる男、親分を守れる男、好きな女性を守れる男、家族を守れる男。現代の社会でいうとどうなるんでしょうねぇ。今の世の中では同時に強い女も考えないといけませんね。なんて書くと叱られるかな?男も女もない、強い人間、強い人について考えてください。なんてね。ええ、『清水次郎長伝』を聴いているところなのでお許しください。でも『清水次郎長伝』には、わりとリアリティのある強い女性もたくさん出てくるんですよね。
要するに、人それぞれ、ということになりますな(笑)。
23日(火) 二十四節気の処暑。 地蔵盆
朝、いつものようにビビ号と散歩。それからそのまま有機栽培「コシヒカリ」の畦畔の草刈り。
中晩稲の「秋の詩」や「みどり豊」も出穂してきました。
今日は地蔵盆。近所の地蔵さんにお供えをあげる。
風がほとんどなかったので、午後は慣行栽培の大豆の圃場にセット動噴で除草剤を散布。大汗をかく。散布している間に三つの桶に500Lの水道水を溜めるようにしたので、段取りよく散布できた。「滋賀県全域で雷注意報が出ています。ところによって雷雨になるところも。」とラジオの天気予報では言っていたので、心配していたが、雨は降ってこなくて、よかった。
大汗をかいて、夜、声が嗄れる(笑)
思い出したが除草剤を散布しているとき、畦畔にいたマムシに襲われる。前を歩いていた長男が踏んだか、蹴ったのかな?何度も口を大きく開けて、こっちへジャンプしようとしていて、慌てる。でも草が伸びていたので、踏ん張りが利かないので大きくジャンプできずに最後はあきらめて大豆の圃場の方へいった。50年ほど前の子どもの頃、マムシが草むらから跳んで来て、驚いたことがあったけれど、久しぶりに大きく口を開けて威嚇するマムシを見ました。どうも蛇のたぐいは苦手です。
24日(水)
朝、いつものようにビビ号と散歩。
やることはたくさんあるが、今日は事務仕事が多くなる予定。