現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

彼岸花を眺めながらの稲刈りとおしゃれに目覚めるお年ごろ



1日(土)
 朝、精米してお米の発送。それから籾擦りと稲刈り。

2日(日)
 今日も午前中の籾擦りと午後からの稲刈り。
このところ秋晴れが続いていてありがたい。今日で慣行の「秋の詩」も刈取り終了。彼岸花もちょっと盛りを過ぎて花が少し白っぽくなってきたけれど、彼岸花を眺めながらの稲刈りが続いています。

ファッションバイヤー、MBさんの『最速でオシャレに見せる方法』(扶桑社)を買ってみた。帯には「誰も言葉にできなかった “ 男のおしゃれ” を人気バイヤーが解き明かす お金もセンスもファッション誌もいらない!」とある。どうやらファションの教科書的な本らしい。おしゃれに見せるには、論理的な方法があるのだという。なるほどなるほど。

 お金もセンスもいらない、というのが、お金もセンスもない私にはありがたいです。あくまでも「最速でおしゃれに見せる方法」なので、本当におしゃれなのかどうかは、誰にもわからないですが。2015年に出た本なので、もう7年も前に出た本ですが、今ごろファッションの本を出てから7年後に読んでいる自分がいささか哀しい(笑)。言われてみれば黒系のモノトーンが流行っていたような気がするし、黒のスキニーデニムもよく見た気がする。よく見たといっても私の周りで見たのではなく、テレビや雑誌で見たということなんだが(笑)。
 そういえば若いころ 『POPEYE』の “ スタイルブック”も眺めていた気がするなぁ。「BE TRAD それはファッションではない!」というどこかの会社のコピーもよく覚えている。伝統を重んじて、流行に流されない。ファッションじゃないんだ、それは私たちのライフスタイルなんだ、というような意味なんだろうな、ええ、たぶん(笑)。当時はアメリカンなトラディショナルなスタイルが流行っていたのでした。ブルックスブラザーズとかね。あとアウトドア用品のL.L.BeenだのTHE NORTH FACEなんかの人気も広く出はじめてきた時代でした。
 ああ、こんな本を読んでしまって(古い本だけど)、世間の人から “おしゃれな農家さん”とか言われてしまったら、・・・。どうしよう。どうしたらいいの?  (笑)

3日(月)
 今日は雲がちのお天気らしいが、稲刈り頑張ります。あ、事務仕事もしなくてはいけないのですが。いやはや。