現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

春高バレーと七草粥と西村ケント君がラジオに登場

6日(金) 小寒
 午前中、精米と発送。

 バレーボールはもうほとんど注目もせず、観ていないのだが、テレビで「春高バレー」をやっていたので、途中から一試合観てしまったが、思いのほかおもしろかった。差し障りがあるといけないので、赤いユニフォームと黄色いユニフォームのゲームということに。あ、女子の試合です。実況アナウンサーの雰囲気から赤が有力選手が何人かいて攻撃力があって強くて、黄色は平均身長も低く有名選手がいなくて格下風の感じでした。2セットの途中から観たのですが、実際一セット目は赤がとっています。デュースの接戦のようでしたけど。でもね、黄色チームが猛烈な守備で拾うんです。どんどん拾ってボールを上げてねばってねばってる。作戦タイムをとったときに監督さんの声をマイクが拾う時があります。黄色チームの監督さん(女の先生でした)「いい?バレーはスパイク合戦じゃないよ。空間、空間を見て、相手の選手のいない空間にボールを落とすんだよ。いい?一人じゃないよ、みんなでね。」と言うコメントが聞こえてきました。対して赤チームの監督さん(40代ぐらいの男の先生)「お前ら◎△■÷×◆〄●▼□ができてねーから、こんなことになっててるんじゃねーか!しっかりやれ!」と。もうこのコメントが聞こえてきて、あたしゃ、黄色チームを応援することにしたんですが、なんだかね解説をしているEさん(元日本代表の選手)も聞いていると黄色チームを贔屓加減に声を出しておられることに気がつきました。「一試合一試合大会中に成長していますね。この試合中にも成長しているのを感じます。」「ナイス!」「やったー!」なんて、解説者が「やったー!」はマズイでしょ(笑)。でね、試合はシーソーゲームになって、二セット目は黄色がとったんです。勝負の第三セット前半は赤の猛攻で赤がリードしてコートチェンジ。でもここからまた黄色がどんどんボールを拾って上げていくんです。長い長いラリーがどんなけあったことか。強烈なスパイクもブロックでワンタッチしてスピードを殺して、後ろで拾って上げていくんですよ。で、とうとう逆転して勝ってしまいました。「判官贔屓」って言葉があるし、たぶん僕にも解説者のEさんにもその心持ちがあったと思うんだけど、今、こうして振り返ってみると、実力はあったんだと思います。当たり前か。「いい?バレーはスパイク合戦じゃないよ。空間。空間を見て。相手の選手のいない空間にボールを落とすんだよ。いい?一人じゃないよ、みんなでね。」こんなコメントを競ってる時に選手に語れる監督さんのチームの実力が勝ったんだと思います。次の試合も頑張ってほしい。ああ、よく知らないことを長々と書いてしまった。ちょっと感動的だったので。


  ↑なんだかぜんぜん粥に見えないのが悔しいけど、まあ、いいや(笑)。

7日(土)
 朝のうちに精米と発送。長浜の郵便局の本局から。
 高校ラグビーの決勝戦を観る。東福岡、強かったねぇ。あ、いや、ネットから観戦しました。

 NHKのラジオ番組「ウィークエンドサンシャイン」に西村ケント君がゲストで出ていた。ケント君のトークは初めて聴く。19歳。初々しい(笑)。小学生の時から知っているものとしては、なんだかうれしい。ま、バラカン氏の反応はもう一つだったけれど(笑)。

プレーヤー | NHKラジオ らじる★らじる

 最初の方は2022年の「年間ベスト」の話題(これもおもしろかった!)。1時間41分あたりからケント君登場。ケント君、思いのほか英語のタイトルの発音がきれい。YouTubeでいつも観ている者としては、彼の指使いや手の動きが見えないとおもしろさは半減してしまいそう。ま、テクニックのすごさはわかるんだけど、ここからだよね。バンドの演奏をギター一本で再現するアレンジ力やテクはすごいけど。音楽から受ける感動はテクニックだけじゃないから。バラカン氏もケント君も、みんなそんなことはわかってるんだけど。頑張ってほしい。