現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

七草の日と『ジーサンズ はじめての強盗』とカーリング日本選手権がはじまったこと。

インクを落としたり、手で生乾きのインクを擦ったり、失敗はありますが、やはり手で描くのは楽しいですね。書くのはもちろんですけど。
気温が下がってわりと細かい雪がちらつく夕暮れ、油揚げと畑のネギをフライパンで焼いてかつをぶしをのっけてみました。

28日(土) 旧暦の正月七日。春の七草
 新暦の1月22日が旧暦の1月1日にあたります。新暦と旧暦は1ヶ月から二ヶ月ほどの差があります、って習ったと思いますが、今年は20日ほどしか違わないんですね。これでは七草ももちろん野にはありませんね。

 『本の雑誌』の目黒考二さんが亡くなられた。藤城三郎のペンネームでで競馬好き、競馬評論家としても、北上次郎ペンネームでミステリー文学評論家としてもいろいろ書いておられましたな。それは知っているのですが、私は北上次郎にも藤城三郎ともほとんど縁がなかったのです。でも『本の雑誌』の発行人の目黒考二はわりと好きでした。椎名誠の『もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵』はばかばかしくておもしろかったですしね。学生時代の一般教養の1年半は、今から思うととっても気楽で(笑)、まだ季刊だった『本の雑誌』に紹介されていた文庫本はよくチェックしていました。季刊とは書いてましたが不定期刊でしたな。私は読書については当時は本屋さんの背表紙で、つまりは本屋さんに並んでいる本から選んでいたわけですが、そこに『本の雑誌』に出ていたのがあると「これかいな。」と買って読んでいたわけでお世話になったのは間違いないのです。もっとも私は『本の雑誌』の「三角窓口」という読者の投稿コーナーが1番の楽しみでしたが(笑)。

 ザック・ブラフ監督『ジーサンズ はじめての強盗』(2017)を観る。コメディです。モーガン・フリーマンマイケル・ケインアラン・アーキンのオジジの親友三人が初めて強盗をするという、タイトルそのままという映画です。銀行かぁ。ストーリーの展開は概ね私が映画を観る前に予想した通りでした(笑)。映画の原題は “Going in Style” で「流行にのる」といった意味で、本作の場合は「模倣犯」の意味も合わせ持つ。さらに『お達者コメディ/シルバー・ギャング』(1979)のリメイク、とWikiに載ってますな。なるほど。モーガン・フリーマンは確かに演技もうまいし名優だと思うけど、オジジになってからいよいよ出過ぎじゃない?マイケル・ケインというのは、不思議な役者でシリアスな映画でも彼が出てくるとなんだかコメディ映画に思えてしまうし、彼が悪者役のときは、ほとんど捕まらないんだ(笑)。アラン・アーキンはあんまり知らない俳優さんでした。男前だしサックスを上手に吹いてました。なるほど。

29日(日)
 朝起きたら、新雪が15cmほど。
 カーリングの日本選手権が始まります。ニュースで北海道銀行の若いチームのことを紹介されていた。平均年齢が20.2歳だって。なるほど。なるほど。午後ロコ・ソラーレとSC軽井沢の試合を観る。まだまだ始まったばかり。

 ロコ・ソラーレグランドスラムのカナディアン・オープンでの活躍や優勝したことはTwitterで流れてきていたのですが、Facebookでは見かけなかったので、SNSも「お友達」や「フォロー」の関係で流れてくる情報がは変ってくるし、自分にとって都合のいい情報ばかりになってしまう、ということはありますね。気持ちのよいことではあるかもしれないけれど、世の中の全体のことは見えにくくなりますね、確かに。
 ブラウザBraveからsafariにまた戻す(笑)。使い慣れたものがやはり使いやすいという保守的な理由だけれど。でもYouTubeを観る時はBraveにするつもり。