現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

ChatGPTにブログの記事を書かせてみることと『世界で最初に飢えるのは日本』


15日(土)
 ChatGPTをチョットやってみました。質問などを普通に(日本語で)書き込むとAI(人工知能:アーティフィシャル・インテリジェンス 英語: Artificial Intelligence)が、これまた普通に日本語で自然に答えてくれるという、ここ最近話題になっていますね。試してみた、というブログの記事を読んだことはあるのですが、私の知り合いにはまだいないようなので、試しにやってみることにしました。(笑)

【質問】
 辻井農園のブログ「現代田んぼ生活」(https://tsujiifarm.hatenablog.com)の3月と4月の一回あたりの日本語の文字数はどれぐらいですか?数えてみてください。数えられますか?一回のブログとしては長過ぎませんか?

【AIの答え】
 申し訳ありませんが、私はその情報を把握することはできません。辻井農園のブログ「現代田んぼ生活」は多くの投稿があり、各投稿の長さや文字数は異なるため、一概には言えません。ただし、一回のブログとしての長さについては、一般的なブログの長さに比べて長い可能性があります。しかし、農園の日常や作業に関する詳細な情報や、考え方や哲学などを含めた内容が含まれているため、読者にとっては興味深い情報を提供していると思われます。
 ただし、一般的にブログの投稿において、1000~2000字ぐらいが適切な長さとされています。ただし、長くても読みやすく情報量が豊富であれば問題ありません。読者の興味を引きつけ、共感を呼び起こすような内容を提供することが大事です。また、定期的に更新することで、読者の関心を持続させることも重要です。

↑ほほう。言うてくれるがな。その「読者の興味を引きつけ、共感を呼び起こすような内容を提供すること」がなかなかできんのやがな。
さらに質問。

【質問】
 じゃあ、2023年の4月15日の分のブログを書いてください。
 今日は雨で田んぼには出ず、骨休めしたことと、種籾の浸種をしたこと、雨で増えた露地プール苗代の水をすこし減らしたこと。鈴木宣弘『世界で最初に飢えるのは日本』(講談社α新書)を読了したこと、それからJeditΩをアップデートしたら、ChatGPTを開く機能がついていたので、ChatGPTを使ってみたことを話題にしてください。

【AIの書いたブログ記事】
 今日は天気が悪かったため、畑での作業ができず、時間を見つけて休養をとることにしました。その代わりに、種まきの準備を進めるために種籾の浸漬作業を行いました。種まき前には種籾を浸して水分を吸収させ、発芽率を高めるための作業です。雨が続いたため、露地プール苗代の水も増えていたので、少し減らしました。適切な水量に保つことで、作物の生育をバランスよく進めることができます。

 その後、鈴木宣弘さんの『世界で最初に飢えるのは日本』という本を読了しました。この本は食料問題について考えることが重要であるということを教えてくれる一冊です。現在の社会や経済情勢を踏まえ、多角的な解決策を提供するとともに、食料の生産・供給について考えることが必要であることを示しています。自分たちが行う農業も、このような大局的な視点で考えることが重要だと感じました。

 また、テキストエディターのJeditΩをアップデートしたところ、ChatGPTを開く機能がついていました。ChatGPTは、人工知能を利用して自然な会話をすることができるプログラムで、自分たちの農業に関する質問や疑問に答えてくれることが期待されます。早速、ChatGPTを使ってみたところ、自然な印象を受ける回答を得ることができました。これからもChatGPTを活用して、より深い知識を得ていきたいと思います。

 農業に携わる人として、いつでも何かしらすることがあります。今日は畑での作業ができず、休養をとったことで身体を回復させることができました。これからも、農業に必要な知識を深めながら、作物の生育をサポートしていきます。

 

 ↑どう?15日分のブログ記事。ちょっと笑える。なんで「畑」やねん!それから最後の段落がやはりAIっぽいおバカさを感じる。「農業に携わる人として、いつでも何かしらすることがあります。」って、私は「農業に携わる人」やったんか!「何かしら」って微妙な日本語を使いますなぁ!(笑)でも私は「自分たちが行う農業も、このような大局的な視点で考えることが重要だと感じました。」って感じなかったけど。うん?いや?感じたのかな。感じたかもしれん、と思わせられてきたがな(笑)。

 わりと当たり障りの無いブログ記事で、「現代田んぼ生活」としては物足りない気がします。でも思いのほかちゃんとした日本語でした。というか初期のGoogle翻訳の日本語とか「なんじゃこりゃ!?」と思ったこともあったので。もっともそのGoogle翻訳も最近はあまり使っていないのでわかりませんが、「旅行のときなんかには、けっこう便利に使えましたよ」って一ヶ月ほど前に海外出張から帰ってきた同じ村の知り合いから聞いたことがあります。
 先日、高橋源一郎がChatGPTのAIに小説を書かせてみた、ってラジオで話してました。どういう風に書かせているのかはわかりませんが、ちょっと高橋源一郎らしい感じがしますね。

 AIだからもっと使い込むとどんどん賢くなるのかな?ここを読んでわかりやすく説明してくれ、教えてくれ、とかできるのかな?まあ、いいか。外国語が読めない書けない聴き取れない、という人間には便利だろうし、翻訳ぐらいなら、と思わないでもないですが、自分の脳みそで考えないでおもしろいのか、という根本的なことはありますが。とりあえずChatGPTにブログを書かせることはしませんので(笑)。
 ええ、いやわかりませんよ。いつの間にかこのブログ全体が「現代田んぼ生活」AIアシスタントの代筆になっているかもしれませんから(笑)。いや、今日は【質問】や【AIの書いたブログ記事】のところがわかるように書かれていますが、これもAIアシスタントの仕業かもしれませんし。いやほんま。しらんけど。

 鈴木宣弘『世界で最初に飢えるのは日本』を読了。日本農業新聞のコラムで鈴木先生の文章をときどき読んでいるのでそんなに新鮮さはなかったですけど、カロリーベースの自給率が37%ですが、これに種(タネ)と肥料のことまでいれて計算すると10%に届かないかもというようなことになるらしいです。要するにタネも肥料も日本は「金を出して買う」輸入に頼っているわけです。じゃ、金があればなんでも買えるのか?金はあるのか?ということになってきますよね(笑)。昔、自前の軍隊、自衛力を持たない国が独立国と言えるのか?と言った政治家がいましたが、同様に、食糧を自前で作れない、自給できない国が独立国と言えるのか?というか、食料安全保障の話です。
 AIが今では株の売り買いをやっているそうですよ。人間より早く正確に売り買いを判断できるので(笑)。AIが軍事作戦も立てているようですよ。人間より早く正確に敵と味方の弱点を判断できるので(笑)。漫画じゃなくて実際にAIロボットの兵士も作られはじめているようですし。まさか政策の立案もAIじゃないでしょうね?ひょっとするとその方が人間の官僚が考えるより鼓腹撃壌の太平の世になったりして。AIに農業はできるのかな?水田で働いているのは人間の百姓かな?日本人は何を食べていくのかな?おいしいものって何かな?生きていく楽しみってどういうことかな?独立国ってどういうこと?AIなら世界征服って簡単にできる?ChatGPTくんは真面目で誠実そうでちょっとおバカのフリをしているけど、心の中ではニヤニヤしてない?(笑)

16日(日)
 雨は上がったけれど雲が多い。たまに青空も広がるけれど、風が強いし、たまに風に雨が混じったりする。天気が不安定ですな。寒気が上空に流れ込んでいるらしい。
 散歩道の桜。ソメイヨシノは葉桜になってきましたが、八重桜はまだ咲いていました。満開かも?ソメイヨシノは青森の弘前城で満開らしいです。半月ほど早いらしいです。北海道の札幌も開花したとかラジオで聞きました。こちらも半月ほど早いそうです。自然の営みはどんなに賢い人でも、AIでもどうしようもない。と書こうとして、遺伝子操作、ゲノム編集、種子に放射線を当てて突然変異を促す、そんなことをして作られた作物、食べものがすでに増えてきているらしいことを思い出す。なんだかなぁ。