現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

畦畔の草刈りと「こなし」とアサヒナカワトンボと大麦が黄色くなってきたこと


↑長女が母の日に送ってくれたアジサイ。ちょっと変わった品種のような気がする。

14日(日) 母の日
 終日、雨が降ったり止んだり。風がけっこう強く吹く。
 午前中は田回りをして、それから五月下旬の田植えに向けて尻水戸をつくって、田んぼに入水。
 長男は有機の圃場の「尻踏み」に。私は精米など。それから種籾の消毒と浸種。
 夕方、疲労回復の特効薬のビールを買いに出る。豆腐と厚揚げとウルメイワシの干物を買う。

 わしは美容と健康には気をつかう男なのだが、毎年、春になると、手指がカサカサになって難儀しておる。どうも泥をさわると油分も泥と一緒に手から流れてしまうような気がする。ために、メンタームは欠かせないのじゃ。指のカサカサ、日焼けの顔に浸潤するように風呂上がりに塗っておる。美容と健康のためには手間ひまかけねばのう。
 しかし歯磨きのときに鏡をのぞくと自分の顔の黒さにいささかたじろぐ。晴れると太陽の紫外線はもちろん、田んぼの水面からの反射でも日焼けしてしまいます。今日みたいな雨の日だと赤くなった皮膚の奥でメラニン色素が沈着している気がする。

 

↓この季節によく見つけるこの青緑に輝くトンボはなに?アオイトトンボ?いえいえ、アサヒナカワトンボのメスでした。



↑たまたまだけど、ちょうど真ん中にトンボが写りました。これはナニトンボ?大麦の圃場の上です。

↓大麦もだいぶ色づいてきました。これからさらに登熟すると白くなってきます。新緑のケヤキと大麦

15日(月)
 朝、先日植えた慣行栽培の「秋の詩」の田んぼに除草剤を投げ込む。昨日までの雨で田んぼの水位が上がっているし、風も比較的穏やか。
その後は昼食もとらずに6時間半ほど有機栽培の圃場の畦畔の草刈り。田植え前にしておかないと。すでに「こなし」「尻踏み」もしてある田んぼもあったので草刈りもしにくい。
 長男も終日「こなし」。
 気温も上がってヘロヘロ。

↓明日田植え予定の田んぼの朝

16日(火)
 なんだかんだといろいろ仕事したような気がするが、基本、終日、有機栽培の圃場の畦畔の草刈り。長男は終日「こなし」。
 気温がどんどん上がって、暑い。昨日以上に上がったような気がする。

 カープ秋山翔吾133人目の1500本安打!おめでとううございます。2000本までぜひいってほしい。もちろんカープの選手として。

 「核融合発電で日本連合 三菱商事など16社、新興に出資」という日本経済新聞の見出しです。
 小学生の五年生と六年生の担任はN先生でした。ああ、もう半世紀ほども昔のことになるんですね。誰かが原爆(原子爆弾)と水爆(水素爆弾)について質問でもしたのかなぁ、N先生が原爆は核分裂、水爆は核融合でものすごいエネルギーを出す爆弾を作っている。原子力発電とか、原子力潜水艦とかは核分裂を利用していて、なんとか制御できるようになってきていますが、ウランという放射性物質を使うので、ものすごいエネルッギーを出すけど、扱いが難しいんです。核融合は水素を使います。ウランよりは使いやすいのですが、出てくるエネルギーがもっとすごいので、それを閉じこめておく技術がまだないんです。爆弾は閉じこめておく必要がないので、水爆ができました。でも水爆の核融合をさせるためのエネルギーが必要で、それに原爆(核分裂エネルギー)を使っているんやね。原爆のエネルギーで水爆を爆発させるんです。というような説明を受けたのを覚えています。ええ、ほんまです。私はこういうちょっとしたことをけっこうよく覚えているんです(笑)。
 でも核融合とか制御するのは難しそうだなぁ。今でも核融合させるのに核分裂エネルギーが必要なのかなぁ。
 とりあえずこういう研究も競争が激しいところでしょうけれど、日本も頑張ってほしいところです。あと水素エンジンとかトヨタが研究開発していますが、うまくいくといいのですが。

 ↓こんな高音の声はなかなか出ませんな。というより最初のトランペットにやられますよね、みんな(笑)。