現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

イシガメを見つけたことと竜宮城と大麦の刈取りが終わったこと


6日(火)
 朝田回りしつつ、先日田植えした慣行栽培の「秋の詩」の圃場に除草剤を投げ込む。ほとんど無風でありがたい。
 で、大麦の刈取りに出る。午後からは雨の予報もあるので心持ち気が焦る。今日の圃場はよくできたので一部倒れているところがあるので、そこをちょっと心配していたのです。麦は稲と違って茎がストローのように中空になっているので、一度折れるともう元に戻らないのです。案の定、倒れたところで長男がコンバインを二度ほど詰まらせて難儀している。私は麦の運搬係ですが、刈取りの時にボーッと待っているわけではありません。時間があると畦畔の草を刈り原行きで刈っています。ま、それで刈払い機を置いてサポートに。倒れている麦を起していきます。これでコンバインに流れていく麦の姿勢が良くなるはずです。あと長男もコンバインが詰まる前にちょっとバックして刈取り部にある麦をドラム(太鼓)部に流してから、もう一度刈取るという細かい技を繰り出してなんとか倒れていたところもわりときれいに刈取れました。
 そんなこんなで昼過ぎに刈取り終了。これで今年も大麦の刈りとも終りです。大麦は今年はタネ以外は全部農協のカントリーの乾燥施設に生麦を出したので、収量がまだもう一つはっきりしませんが、うちは去年よりはすこし豊作のような気がします。ありがたいです。
 乾燥施設ではカードに日付や時間や名前を記入するのですが、6月6日と書くたびに雨ザーザー降ってくるような気がするのですが、降ってきたのは14時過ぎから。ええ、私の刈取りが終わってからでした。ポツポツ雨でしたけど。

 そういえば先日の田植えの時にイシガメを見つける。クサガメとイシガメの見分け方は難しいが、甲羅に三本の盛り上がりがあるのがクサガメなんだけど、こいつにはあるようなないような、ないような気がするのでイシガメだと思います。たぶん。最初は少し首を出していたのですが、捕まえるとすぐに首もしっぽも手足も全部引っ込めてしまいました。すべてを引っ込めたままなので、また草の上に置いてやる。亀を見つけると必ず「竜宮城に連れていくというのなら、やぶさかではないぞ。」と話しかけてみるのだが・・・。首も引っ込めたままで、人間のオジジの言うことなど聞いてないか(笑)。10分後ぐらいにまた見に行くともうイシガメはいませんでした。

 相変わらず交流戦には滅法弱いカープですが、今日はファイターズ戦で、新しい球場「エスコンフィールド北海道」でのゲームということで、新しい球場の様子を見てみたいので、風呂上がりにはテレビを観に行く。なるほど。きれいな球場ですね。噂の内野の天然芝も美しいです。いいですね。
 ゲームの方は8回にカープが逆転。3:2でカープの勝ち。ちょっとホッとしました(笑)。勝ち投手はなんと栗林。プロ三年目で初勝利だということです。